“夏至の日はカレーを食べよう! ”と呼びかけ、6月21日の夏至の日に、京都移住計画では、「夏至カレーナイト!!2」を開催しました。
会場のQUESITON8階にあるコミュニティキッチン「DAIDOKORO」には、参加者やスタッフなど含めておよそ70名が集まり、賑やかなひとときになりました。
「カレーといえば?」から始まるコミュニケーション
京都移住計画としては、昨年に続き2回目の開催となった夏至カレーナイト‼︎。
ありがたいことに昨年から連続してご参加いただいた方もいらっしゃいましたが、8割近くが「京都移住計画のイベントに初めて参加した」という方々でした。
ということで、おいしそうなカレーを横目にアイスブレイクからスタート。
「京都に移住してきましたか?」「カレーといえばなんですか?」などの質問からグループを作り、自己紹介をしていきます。
「夏至カレー」というパワーワードに惹かれた方々が集まっているからでしょうか。あっという間にみなさん打ち解け、和やかな雰囲気に。
続いて、夏至カレー大使からも一言頂戴しました。大使の中田絢子さんは、京都移住計画のフォトグラファーとしても活躍してくれています。
▼夏至カレーについて詳細はこちら
誰かと好きを共有すれば、暮らしはもっと面白くなる。小さなマイプロジェクトから始まった「夏至カレー」 | 京都移住計画
いよいよおまちかねのカレー!今年の出店者は?
「夏至カレーは、カレーが好きだから始めたのではなく夏至をお祝いするものです」と中田さん。しかし、やっぱり美味しいカレーは大きな楽しみです。
今年、京都移住計画では2店舗のカレー屋さんをお招きしました。
一店舗目は、昨年も出店いただいた「南国ジンジャー」さん。当時は間借りで営業をしていましたが、2023年春、四条大宮にお店をオープンされました。
この日は、看板メニューである高知産の生姜をたっぷり使ったキーマカレーに加え、副菜をご用意いただきました。特別に、関西では夏至に食べられるというタコと、三重で食べるというミョウガを混ぜたアチャールも。
▼南国ジンジャーさんの詳細についてはこちら。
一口食べれば、高知を感じる?!「南国ジンジャー」のキーマカレー | 京都移住計画
二店舗目は「himeru」さん。品質には問題のないのに捨てられてしまう規格外野菜を使って、旅するフードロスパイスカレー屋さんとして活動しています。
濃厚なバターを使用した辛くないオリジナルスパイスカレーのバター醤油チキンカレーに、農家さんからタイミングよくいただいたという”ふわとろ長なす”と自家製ピクルスを添えて。
南国ジンジャーさんとhimeruさんによる、この日だけの特別なあいがけカレーができました。
スイーツやDJブースも!
また今年はパワーアップして、スイーツの出店やDJブースも用意し、会場を盛り上げてくれました。
お酒を提供してくれたのは、DAIDOKOROのみなさん。「カレーに合うお酒をお願いします!」とのオーダーに応えてくれる最高のチョイスでした。
スイーツとコーヒーを提供してくれたのは「illarel」さん。管理栄養士として働いていた経験を活かし、フリーの料理家として活動されており、イベントなどに出店しています。
この日は、ホイップクリームを添えたガトーショコラやドリップコーヒーなどをご準備いただき、食後にホッとしたひと時を届けてくれました。
また、音楽で盛り上げてくれたのは、Yuki Arimitsu(VANTAR Inc.)さん、社労士DJアタリSRさん、世古口with 農業集団・三休さんの3組。ホットでちょっぴりスパイシーなミュージックで会場は大いに盛り上がりましたよ。
ラストはジェラートでお口直し
美味しいカレーと愉快な音楽で、あっという間に交流の時間は過ぎていきました。
最後には、なんと種の菓子ブランド SHUKAさんから、新商品の”種”を感じるジェラート「SHUKA gelato」を一足早く振る舞っていただき、みんなで味わいました。
▼SHUKAさんではスタッフを募集中
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▼7月20日までMakuakeにてクラウドファンディングを実施中
京都から世界へ 甘納豆屋4代目が本場イタリアの配合理論で作る”種”のジェラート
こうして2023年の夏至カレーナイト‼︎は終了。
参加者には、今お付き合いのある企業さんやさまざまなプロジェクトに関わってくれている方に加え、「学生の頃から移住計画を見ていました」「10年間サイトを見続けてきて、今回勇気を出して初めてイベントに来ました」という方もいらっしゃいました。
季節を感じること、祝うこと、面白がることで、人と人がつながってゆく光景はとても晴れやかで、コミュニティメディアを標榜する移住計画としては、心が一杯になりました。
こうした地道な活動がいつしか伝統行事と呼ばれるようになり、6月30日には水無月を食べるくらいに、夏至の日にはカレーを食べる文化を定着させられたら楽しいですね。
それではまた来年も、夏至の日にお会いしましょう!
執筆:北川由依
撮影:小黒恵太朗