2024.07.05

季節の移ろいを感じながら、カレーと音楽を味わう「夏至カレーナイト‼︎3」

今年も半分が過ぎましたね。6月21日は夏至の日でしたが、いかがお過ごしでしたか?京都移住計画では「夏至カレーナイト!!3」を開催しました。

会場は、河原町御池の交差点、QUESITON1階にある「CAFE・BAR・LABO 河原町御池南東1F」。店名に“LABO”と付くように、ここでは地域のみなさんの問いを自由な発想で実験しています。普段からカレーを提供していることから、本企画のための場所といっても過言ではありません。

前年を上回り、参加者やスタッフなど含めておよそ100名が集まりました。ありがとうございました!それでは早速、当日の様子をレポートしていきます。

明るい空の下、開幕を迎える!

みんなで集まってカレーを食べるイベント「夏至カレーナイト‼︎」は、今年で3回目。ありがたいことに、開場してすぐに続々と参加者の方々がいらっしゃいました。

▼夏至カレーについて詳細はこちら

司会を務める坂井(京都移住計画)

全面ガラス張りのビルなので、室内にも西日が差し込んできます。ナイト?とクエスチョンマークが頭に浮かぶほどの明るさ。

途中、「あと30分で日の入りです」とアナウンスが入り、昼間の時間をしっかりと堪能できました。

その場で知り合った同士も分け隔てなく会話が弾み、自然とアットホームな雰囲気に。これぞ、夏至パワー!それともカレーパワー?

乾杯の挨拶の前に、夏至カレー大使であり、京都移住計画のフォトグラファーの中田絢子さんより「みんなで夏至を楽しみましょう!ここでは話しきれないので、ぜひコラム記事を読んでください」と一言。皆さん、にこやかな表情で拍手を送っていました。

▼中田さんが夏至カレーを始めたいきさつはこちら

気になるカレーの出店者は?

出店いただいたカレー屋さん、2店舗をご紹介します。

まずは、スリランカ料理を提供する「クルンドゥ」さん。スリランカのミックススパイス「ローストトゥナパハ」のコクと、ゴラカ(ガルシニア)という果物のスパイスが合わさったイカカレーに加えて、副菜を2種類ご用意いただきました。

▼クルンドゥさんの詳細についてはこちら

クルンドゥさん(手前)とスパイスランド・ポンセさん(奥)による、あいがけカレー

次に、2024年1月にオープンした「スパイスランド・ポンセ」さん。「大津を“おもしろく”していきたい」という思いを持って活動しています。「地元、大津に住んでいる人が京都で活動していることも多々あって。このイベントが大津と京都をつなぐ、交流の場となれたら」と、代表の片山さん。

豚と野菜、スパイスなどを使った定番カレーと、名物のカツカレーと同じベースで作ったキーマカレー。タイプの異なる2種類から選ぶことができました。トッピングの「トロバラチャーシュー」は、早々に完売!

「CAFE・BAR・LABO 河原町御池南東1F」からは、この日限定の「水無月シェイク」をはじめ、カレーと相性のいいドリンクやおつまみを提供してもらいました。

短歌やアクセサリー、鍼灸も!?

今年はジャンルレスな出店者さんにお集まりいただきました。

京都初出店の坪内さんは、短歌グループ「toi toi toi」のメンバーの一人。歌集だけでなく、ハンドメイドアクセサリーを販売していただきました。本イベントにあわせてつくってもらった「キーマカレーのネックレス」や「うねうねリング」も。

鍼灸師の山本さん(chance)から、鍼灸にまつわるお話を聞いた方は「私たちの身体は本能的にツボを理解しているんですね。ツボのことをもっと知りたくなりました」とコメント。残り半年も健康的に過ごすための“きっかけ”をいただき感謝です。

京都移住計画のポッドキャスト番組「かもラジオ」のバナーデザインを担当してくれているみしまさんからは、工房で制作したグッズを販売。限定キーホルダー「咖喱満喫」もありました。みんなで好きを共有しましょう!

DJ&音楽ライブも!

音楽は「夏至カレーナイト!!」にとって欠かせません。Yuki Arimitsu(VANTAR Inc.)さんsigefuziさんFKKKさんがそれぞれのスタイルで場を盛り上げてくれました。

「かもラジオ」の音楽を担当してくれている、綿引U太さんの音楽ライブでは、心地のよいリラックスサウンドで皆さんの表情が朗らかに。

セットリストがこちら。

1  川縁で喋ること
2  ちょっと踊ったり すぐにかけだす
3  田尻浜に吹く風
4  おいらのお舟
5  カントリーロード
6  pendant
7  Take the cake home(かもラジオのBGM)

「夏至カレーナイト‼3」︎は無事終了。

中には、お着物をお召しになってきてくださった方や、「移住計画のイベントに初めて参加しました」「京都に移住したばかりで、友達づくりがしたくて参加しました」という方もいらっしゃいました。

夏至カレーは、年々賛同するお店やメディア取材が増えているようです。いつの日か「夏至の日にはカレーを食べる」が当たり前になるかもしれませんね。

執筆・撮影:Re!na
編集:北川 由依

CHECK OUT

初めましての方もお馴染みの方も気軽にワイワイと楽しめる空間にしたい。中国の古代哲学である陰陽論では、陽が極まり、日の入りを境に陰に向かっていく日が「夏至」であると考えられているので、その移り変わりを感じられる内容にしたい。新進気鋭のクリエイターやアーティストが活躍できる場にしたい。そんな思いで、夏至カレーナイト!!を企画しました。

今回のイベントが、参加者の皆さまの新たな発見や出会い、自身と向き合うきっかけの場となっていれば嬉しいです。

企画 山際

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