京都移住計画での募集は終了いたしました
「私たちはいつもだれかのおいかぜになることを考えています」。株式会社おいかぜのWebサイトには、こんな言葉が書かれています。
「だれかのおいかぜになる」をタグラインに掲げ、2003年に京都・西院で設立されたおいかぜ。今回の記事では、サーバーやネットワークの構築・運用・管理などを行うプラットフォームソリューション事業部でITインフラエンジニアとして働くメンバーを募集します。
ITインフラエンジニアは会社のタグラインを体現する仕事だと、取締役事業部長の峯康尚(みね・やすひさ)さんは語ります。「おいかぜ」になるとはどんな仕事で、そこにはどんな喜びややりがいがあるのでしょうか。峯さんとエンジニアのお二人にお話を伺いました。
2つの事業が連携して生み出すシナジー
おいかぜの始まりは2003年9月。サーバーエンジニアだった代表取締役の柴田一哉(しばた・かずや)さんが会社を設立し、プラットフォームソリューション事業からスタートしました。10周年を迎える頃には、Webサイトやグラフィックの制作をするプロダクション事業も立ち上げることに。どちらの事業も順調に成長し、おいかぜは現在22期目を迎えています。
柴田さんのエンジニア時代の同僚だった峯さんは、設立5年目においかぜに入社し、プラットフォームソリューション事業を15年以上支えてきました。

峯さん
プラットフォームソリューション事業部の仕事は、ITインフラの構築・運用・管理など。メンバーの多くは取引先に業務委託スタッフとして常駐し、日々の運用のサポートやヘルプデスク業務を担っています。私自身も長年、企業や大学に常駐して運用管理を担当してきました。その後、構築や設計の経験を経て、今は主に事業部の統括を行っています。
現在、おいかぜのエンジニアが常駐している拠点は、京都産業大学(以下、京産大)、京都華頂大学・華頂女子高等学校(以下、華頂大学・高校)、大学コンソーシアム京都(以下、コンソ)、八幡市の4ヶ所。それぞれ1~4名体制で業務を行っています。
峯さん
華頂大学・高校さまとの業務委託契約は、私が入社する前から継続しています。京産大さまやコンソさまも、もう10年以上のお付き合いになりますね。運用管理を行う中で「今まで使っていたサーバーやネットワークが古くなったので入れ替えたい」「新しい技術を取り入れたい」といったご相談があり、ITインフラの構築や改善の仕事も増えていきました。

常駐先だけでなく、これまでは接点がなかった企業からの相談も、紹介などを通して増えているそうです。こういった依頼には、本社勤務のエンジニアが対応しています。
峯さん
5~6年前までは、本社勤務のITインフラエンジニアは私だけだったので、1人で対応できる範囲で請け負っていました。最近は本社も2~3名の体制が整ってきて、業務の幅や規模が大きくなってきています。
さらに、プロダクション事業部との連携から仕事が横に広がりやすいのも、おいかぜならではの特徴だと言います。
峯さん
Webサイト制作をしているお客さんから、ITインフラの相談が来ることもよくあります。サーバーやシステムも含めて自社で完結できるのは、おいかぜの強みだと思いますね。また、サイトの運用保守においても、例えば華頂大学さまのWebサイトはおいかぜで制作しているので、何か問題があったときは常駐スタッフと本社の運用保守チームが連携し、スムーズに対応することができます。

人との縁に導かれるように、エンジニアの道へ
ここからは、ITインフラエンジニアとして各拠点で働く人たちにもお話を伺います。1人目は、華頂大学・高校に常駐している入社2年目の竹内良太(たけうち・りょうた)さんです。
竹内さん
製造業や農業、音楽イベントのスタッフなど、さまざまな業界を経験してきましたが、「人と関わる仕事がしたい」という思いからヘルプデスク業務に興味を持ちました。IT業界には以前から関心があったので、未経験者もOKというおいかぜの求人を見てチャレンジしてみようと思いました。

実は、プロダクション事業部長の佐野さんとは旧知の仲で、選考が進む中で佐野さんが働いている会社だと知ったという竹内さん。「趣味の音楽関係のつながりで、お互い10代の頃から知っているので、まさか同じ会社で働くことになるとは思いませんでしたね」と不思議な縁による再会を笑顔で振り返ります。
竹内さん
現在は私と先輩社員との2名で華頂大学・高校さまに常駐しています。主な仕事は、「パソコンの調子が悪い」「ネットワークにつながらない」といった教職員や学生・生徒からの問合せに対するヘルプデスク業務。サーバーやネットワークの運用管理も私たちが行っています。

2人目は、京産大に常駐している岡山愛さん。情報理工系の学部で学んでいた大学時代に、おいかぜでのインターンシップを経験したのがきっかけで、アルバイトとして働くことに。大学卒業後に新卒で入社しました。
岡山さん
大学の授業の一環で、Webデザインに関するインターンシップを2週間ほど経験しました。そのときに「ITインフラにも興味がある」と話したら、「アルバイトに来てみる?」と声をかけていただいて。1年半ほどアルバイトをする中で、会社の雰囲気もよく知っていたし、仕事内容も自分がやりたいことと合致していたので就職を決めました。

岡山さんは、本社やコンソでの勤務を経て、6年ほど前から京産大で働いています。京産大には、大学や関連施設のサーバーやネットワークを管理する部署があり、おいかぜのスタッフが4名常駐しています。
岡山さん
私が主に担当しているのは、教室や教員室にあるパソコンやプリンター、パソコンに関連するサーバーの運用管理です。ヘルプデスク業務のほか、新しいシステムやサービスを導入するサポートも行っています。
人の役に立つ喜びとやりがいを感じて
2人はどんなときにITインフラエンジニアの仕事のやりがいを感じているのでしょうか。
岡山さん
京産大さまでは数年に1回、機器の大規模な入れ替えや新しいシステムの導入があります。1~2年越しで準備したものが形になって、実際に利用されているのを見ると、とてもやりがいを感じます。導入の直後はトラブルも起こりがちですが、修正していく中で軌道に乗ったときは、無事に終わって良かったなとホッとしますね。
自身も京産大での勤務を経験した峯さんは、「おいかぜの拠点の中でも特に規模が大きく、何か問題があれば1万人を超える人に影響が出てしまうので、プレッシャーは大きいですね」と頷きます。

華頂大学・高校で働く竹内さんも、トラブルの対応には非常に神経を使っていると言います。
竹内さん
システムの不具合などがあったとしても、大学と高校のどちらの業務も止まらないようにサポートしなくてはいけません。職員の方たちとすり合わせをしながら、業務が維持できるように工夫して何とか対応できたとき、「ありがとうございました。助かりました」と言ってもらえると充実感がありますね。誰かの役に立てるのはシンプルにうれしいし、レスポンスが返ってくるとモチベーションにもつながります。
他の拠点と規模は異なりますが、その分、一緒に働いている職員の方たちとの距離も近いのだとか。「全員の顔を覚えるくらいコミュニケーションを密に取るほうが、円滑にいく現場だと思いますね」と笑顔で話します。

「人と関わる仕事がしたい」という入社時の思いを叶え、いきいきと仕事をしている竹内さん。未経験からどのようにして仕事を覚えていったのでしょうか。
竹内さん
入社後に2ヶ月ほど、本社での研修がありました。基礎知識はもちろん、各拠点の業務にあわせた実践的な内容も学んだことで、安心して現場に出られましたね。困ったことやわからないことがあれば先輩にすぐ聞ける環境なので、現場でも不安は感じなかったです。
ちなみに、おいかぜのITインフラエンジニアは、竹内さんのように未経験で入社する人が多いそうです。
峯さん
研修期間を終えたら現場で経験を積みながら、まずは「基本情報技術者」という資格を目指してもらいます。竹内くんも含め、この資格の取得に向けて勉強中のメンバーが何人かいますね。

一方、岡山さんのように大学で基礎を学んだ人や、業界経験のある人は、さらに応用的な知識や技能を求められる資格を目指すなど、それぞれが自分のペースでスキルアップできます。岡山さんはアルバイト時代に「基本情報技術者」を、入社後に「情報セキュリティスペシャリスト(現・情報処理安全確保支援士)」を取得。現在は「ネットワークスペシャリスト」を目指して勉強中です。
「おいかぜ」になるため、真摯に向き合いつづける
おいかぜのITインフラエンジニアとして働く魅力やキャリアステップについて理解が深まってきたところで、どんな人がこの仕事に向いているのか、改めて3人に尋ねてみました。
峯さん
ITインフラエンジニアは「だれかのおいかぜになる」というタグラインを体現する仕事だと思っています。今働いているメンバーは、ITインフラの構築・運用・管理を通してお客さんの「おいかぜ」になるという意識を持って仕事に取り組んでいる人ばかり。「人の役に立ちたい」「何とかしてあげたい」という気持ちが強い人が向いているのかもしれないですね。

岡山さん
ヘルプデスク業務で接するのは、若い学生さんやご年配の先生など幅広い世代の人たち。その人が「本当は何に困っているのか」にたどり着くための対話が必要な仕事なので、相手の話をじっくりと聞ける人がいいのかなと思います。あとは、あまり専門用語を使わずに説明するなど、聞く力だけでなく伝える力も必要ですね。
竹内さん
本当にそうですね。相手の目線に合わせられないと、なかなか解決できないんです。「パソコンが使えない」と言われたら、本当に壊れているのか、ネットワークにつながらないのか。モニターの電源が抜けているだけの場合もありますし(笑)。逆に相手がすごく知識を持っている場合もあるので、さまざまなコミュニケーションが求められますね。

岡山さんと竹内さんの言葉から、常に相手に寄り添ったコミュニケーションを大切にしていることが伝わってきます。さらに峯さんは、本社勤務の場合は協力会社とやり取りするための力も求められると付け加えます。
峯さん
協力会社さんとの会話では、スケジュール管理やトラブル対応における折衝や調整など、ビジネスにおけるコミュニケーションスキルも必要になってきます。そのため、まずは拠点で数年経験を積んで、ベースとなる知識や技術を磨いた上で、次のステップとして本社に異動するケースが多いですね。
最後に、プラットフォームソリューション事業部のこれから、そして会社のこれからについて尋ねると、峯さんは穏やかにこう話してくれました。
峯さん
今後も「だれかのおいかぜになる」ために、このタグラインを体現できるスタッフを揃えて、ぶれずにやっていきたい。そして、会社としても社員の「おいかぜ」になる存在でありたいので、組織や働き方も常にアップデートしていきたいです。

「だれかのおいかぜ」になれるよう、丁寧なコミュニケーションを重ね、真摯に向き合いつづけるITインフラエンジニア。「人と接するのが好き」「人の役に立つことに喜びを感じる」、そんな人にぴったりの仕事ではないでしょうか。おいかぜの皆さんの思いに共感した人は、未経験でも思い切って一歩踏み出してみませんか?




執筆:藤原 朋
撮影:進士 三紗
編集:北川 由依
京都移住計画での募集は終了いたしました


