おにぎりcafeからはじまる新たな挑戦! <募集中>地域資源・拠点を活かした滞在プランを考える2日間

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こんな方におすすめです!

  • ローカル観光の企画・周遊プランの開発を考えたい
  • ・地域資源の活かし方や町全体のデザイン・プロデュースを考えたい
  • ・地方での起業や地域おこし協力隊の仕事に興味がある

※「京都ローカルプロジェクト旅」企画の趣旨については、こちらの記事をご一読ください。

寺田さんが上宮津でオープンしたカフェ「おにぎりとおやつ musubi」

宮津市地域おこし協力隊の寺田俊介(てらだ しゅんすけ)さん・亜由美(あゆみ)さんご夫妻が、2020年2月にオープンした「おにぎりとおやつ musubi」。上宮津産のお米や丹後産の野菜をふんだんに使った週替わりプレートやオリジナルカレーが楽しめる、築40年の民家をセルフリノベーションしたカフェです。

内壁や外壁の改修は、地元の子どもたちと一緒にワークショップで行いました。生まれ変わったカフェの窓からは、上宮津の美しい風景を眺めることができます。お店のロゴに描かれているように、田んぼの向こう側を京都丹後鉄道の車両が走っていく姿が見られるのは、まさにこの場所ならでは。目の前の水田で採れたお米を食べながら、市外から遊びに来る方と地元の方が交流できる場をつくりたい!というコンセプトで「musubi」という名前をつけられました。

上宮津エリアの高齢化率はおおよそ50%を超えています。地域の将来を考えたときに、空き家の利活用や流動化を促進していきたい一方で、持ち主と連絡が取れないケースや、手放すことへの心理的ハードルがあり、なかなか一筋縄では進まない現実もあります。寺田さんのカフェは、そこに少しずつ風穴を通していくようなチャレンジです。

また、宮津市では地域おこし協力隊と地元の方が一体となり、特産品づくりに力を入れています。

例えば、宮津市にある京都府立海洋高校と連携した「ホンモロコ」の養殖。閉校した上宮津小学校のプールを活用して飼育しています。ホンモロコは琵琶湖固有の淡水魚で、料亭では高級食材として扱われており、現在は地元の飲食店を中心に提供されています。そのほかにも、オリーブやわさびの栽培など、宮津市の自然環境や地形を活かした複数のプロジェクトが進められています。

寺田さんが地域に関わるようになった背景・きっかけ


大阪府枚方市出身の寺田俊介さん。大阪でサラリーマンとして働いたのち、宮津市初となる「提案型(※1)」の地域おこし協力隊として、2017年秋にご夫婦で宮津市に移住しました。

寺田:サラリーマン時代から“いつか起業したい!”とずっと思っていたんです。その頃に「地域おこし協力隊」の制度があることを知ったのですが、最初から移住の候補地が決まっていたわけではありませんでした。ただ、夫婦ともに大阪出身なので、実家からも近い関西圏でチャレンジできたらいいなと考えていて。協力隊の募集がある地域を巡っていたところ宮津市を知り、3回ほど現地を訪れ、協力隊の採用とともに移住に至りました。

(※1)提案型の地域おこし協力隊とは・・地域資源や課題をもとに地域おこし協力隊任期中のミッションを自身で定め、応募時に市町村に提案するタイプの協力隊です。

大江山からは壮大な雲海を見ることができます。

寺田:地域おこし協力隊に就任し、まずは個人事業主として「カミヤヅラボ 」という会社をつくりました。もともと所縁がある場所ではなかったので、1年目は地元の方とつながろうと、これまで輪番制だった自治会の副自治会長に立候補したり、2003年からつづいている「上宮津21夢会議」の事務局長を務めたりしながら、とにかく顔を覚えてもらうためにがんばってきました(笑)。

大阪で働いていた頃と比べ、時間の流れ方に違いを感じた寺田さん。都会のやり方をそのまま持ち込むのではなく、地域の一員としてフラットな視点からものごとを進めていきます。その根底にあるのは、地元の子どもたちが将来帰ってきたくなる場所をつくりたいという気持ちです。

寺田:この地で子育てをする親として、一度は子どもたちも地元を離れていいと思っています。ぼく自身も野球をしながら親元を離れて全寮制の高校へ通っていましたし、そうすることで身近にあったものの魅力にも気づけました。一度離れた先に、将来は宮津へ帰りたい!と思ってもらえるような、新たな仕事や雇用をつくっていきたいですね。地域で何かに励む大人たちの姿も、次の世代に見せていきたいです。

寺田:おにぎりカフェの次は、丹後産のおいしい野菜に特化したお店をやりたいと考えています。宮津に移住して感じている暮らしの豊かさを体験できるような宿もやりたいですね。あとは、お米の販売方法も考えていきたいし、地元・枚方市と上宮津をつなぐような取り組みもやっていきたいし・・・。基本的にぼくはこうやって、言いつづけることで実現させていくスタンスです(笑)。

10年後、20年後の未来を見据えたときに、空き家や農地の管理など現実的な課題も見えてくるなかで、持続可能な上宮津をつくっていくためにどんなことができるのか。寺田さん自身も上宮津に来て初めて米づくりに携わり、カフェをオープンし、地域の未来をつくる次の一手を考えています。

寺田さんのプロジェクトに密着する2日間

上宮津の自治連会長と地元の大工さん、スタッフ全員でお店の前の壁を制作中。

高速道路のICを降りて右に曲がると有名な観光地「天橋立」があり、大半の車はそちらへ向かいます。左に曲がると「おにぎりとおやつ musubi」がある上宮津なのですが、地元の方以外が左折することはほとんどありません。

寺田:最近は近所に農家民宿がオープンし、上宮津でも宿泊しながらゆっくり滞在してもらえるようになりました。周辺には豊かな食材や自然環境に加えて、文化的資産や少し変わったお祭り、そして地域づくりに励む地元の方々がいます。ただ、そういった地域の魅力をつないでどんな体験が提供できるのかは、まだまだ未知数なんです。今回のプログラムでは、フィールドリサーチを通して地域の人や魅力と出会っていただき、1泊2日の滞在プランを一緒に考えられたら嬉しいですね!

\ こんなプログラムを予定しています /

  • ・寺田さん案内のもと上宮津の地域資源をフィールドリサーチ
  • ・「おむすびとおやつ musubi」を訪問
  • ・地域づくりに関わっている地元の方との交流
  • ・参加者のみなさんと1泊2日の滞在・周遊プランを考える
  • ・地域商社を立ち上げるための土台づくりや、町全体のデザイン・プロデュースを考える

地元の子育て世帯に声をかけ、田植えを行ったときの様子。

寺田:移住をしてから2年が過ぎ、自分自身の価値観がだんだん変わってきたように感じています。昔は年収を増やしていくことやブランド物を身につけることにわりと重きを置いていたのですが(笑)、宮津に来てからは、より暮らしの質をあげたいと思うようになりました。「移住」と聞くとハードルは高くなりますが、まずは上宮津に来ることで、ご自身の暮らしについて見つめ直すようなきっかけがつくれたらと思っています。

■プログラム詳細

開催日程 令和2年11月13日(金)〜14日(土)
参加費 一般の方:5000円
学生の方:3000円
※現地での食費・宿泊費等は別途自己負担となります。現地での滞在費用につきましては、後日目安をお伝えいたします。
定員 3名
申込フォーム https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfIFcLco6R9eQ0uggBesMtoIe-kwxSB-lQRVo_BqEptxGrhUg/viewform
申込〆切 10月30日(金)23:59

おにぎりとおやつ musubi HP:https://www.instagram.com/musubi_miyazu/
宮津市 HP:http://www.city.miyazu.kyoto.jp/www/iju/

本プログラムで訪れる「宮津市」について

宮津市は、京都府北部に位置し、南北に長く、海・里・山の自然豊かなまちです。日本三景「天橋立」に代表される風光明媚な景観や歴史・文化は、たくさんの人々を魅了し続け、多くの観光客が訪れる観光都市です。

参加者募集へ向けたオンライン説明会&交流会を開催します!

2020年10月にスタートするプログラムに先がけ、8月・9月にオンライン説明会&交流会を開催しますので、ご興味ある方はぜひお気軽にご参加ください!プログラムの参加に限らず、内容やテーマ・ゲストに興味があればオンラインイベントのみの参加も可能です。

▼参加申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf9b2Inoov4zXNqS8daFG0uRHYqAFZInuckqY3wTZ26DjSPjA/viewform

《第2回 京都ローカルプロジェクト旅 オンライン説明会&交流会》

■開催概要
日時:9月29日(火)19:30~21:00
※途中入室・退出も可能です。事前申し込みの際にご連絡ください。

■ゲスト紹介(本プログラムの受入コーディネーター)
【環境芸術】かめおか霧の芸術祭 持田 博行さん@亀岡
【天職観光】里山ゲストハウスクチュール工忠 照幸さん@綾部
【地域観光】おにぎりとおやつmusubi 寺田 俊介さん@宮津

▼イベントページ
https://kyoto-iju.com/topics/localproject-event0929

記事の作成に関わってくれたクリエイター

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