CHECK IN
本記事でご紹介する「京都ローカルワークステイ」は、自然豊かな“もうひとつの京都”でユニークな取り組みをしている地元企業で2〜3日間インターンシップをしながら、移住後のライフスタイルをお試し体験できるプログラムです。京都府・京都府農業会議とともに京都移住計画(株式会社ツナグム)が企画・運営しています。
こんな方におすすめです!
- ・「自然 × レジャー」の仕事・アクティビティ開発に興味がある
- ・地域資源を活かして人々の楽しみをつくり出す仕事がしたい!
- ・京阪神に近く、自然環境が豊かなところへの移住を考えたい!
- ※「京都ローカルワークステイ」企画の趣旨については、こちらの記事をご一読ください。
※こちらのプログラムは現在【募集終了】となっております。お申込みありがとうございました。
手ぶらで快適に楽しめるグランピング施設
「GRAX PREMIUM CAMP RESORT 京都 るり渓」とは


大自然のなかでバーベキューをしたり、星空の下で眠ったりする体験を、手ぶらで快適に楽しめるグランピング施設「GRAX PREMIUM CAMP RESORT 京都 るり渓」(※以下「GRAX」)。2016年6月にオープンして以来、のべ約13万人の方に自然とともにある体験や感動を届けてきました。


GRAXを含む周辺エリアは、総合リゾート「京都るり渓温泉 for REST RESORT」として運営されており、温泉やバーデゾーン、温泉プールなどがある本館宿泊施設と貸切風呂やお部屋食が人気の別館こぶし荘花あかり、日本最大級のグランピング施設のGRAXとヴィラタイプのグランピング施設GRAX HANAREなどコンセプトごとに異なるタイプの宿泊施設が隣接しています。
もともとは、京都国体のライフル射撃場として使われていた施設を、温泉施設としてリノベーションするところからはじまった「るり渓温泉」。官設民営の運営スタイルで、地域ともコミュニケーションを取りながらリゾート開発を進めてきました。GRAXがあるのは、もともと野球グラウンドだった場所なのだとか。現在は、パート・アルバイトの方も含めて約200名が働いています。

GRAXを運営するのは、1962年に創業した「カトープレジャーグループ」。
“日本のレジャーをもっと楽しく!”をビジョンに掲げ、ホテル、リゾート、レストラン、エンターテインメント、リバークルーズなど、レジャー事業開発からマーケティング、日常のオペレーションに至るまでを総合的にプロデュースしている会社です。大阪や東京を拠点にこだわりのうどんを提供している「つるとんたん」もカトープレジャーグループが運営しています。


企業で働く一人ひとりが、時代的な背景やその土地の魅力、人々の趣味・嗜好をあらゆる角度から考え、新たなレジャーの価値を生み出す「グッドレジャークリエイター(=つくり手)」であるという考え方で、創業以来、お客さまにさまざまな楽しみを届けてきました。
いつ来ても、いつも楽しい総合リゾートを目指して

プログラムの受け入れコーディネーターを務めるのは、「京都るり渓温泉 for REST RESORT」総支配人の江口翼(えぐち つばさ)さん。大阪府出身で、同グループのレストラン・宿泊事業に12年携わり、4年前から南丹市園部町にある「京都るり渓温泉 for REST RESORT」で働いています。
江口
京都るり渓温泉 for REST RESORTの特徴は、3世代で楽しめるリゾートとして、お客さまのご希望に合わせてさまざまな過ごし方を提案できるところです。温泉施設を中心に、洋室・和室タイプの宿泊施設、グランピングサイトがあり、周辺の自然環境も含めて楽しんでいただける総合リゾートへと進化してきました。

江口
心がけているのは、このエリアを“いつ来ても、いつも楽しい場所”にしていくこと。時代の移り変わりとともにレジャーに求められるものが変化してきたなかで、世の中のニーズを拾いながら、どのように非日常の時間・空間を提供していけるのか、私たちも日々考えながら仕事をしています。

江口
特に昨今のコロナ禍のなかで新たな余暇の過ごし方として、近場(京阪神から約1時間)で、グランピング施設やイルミネーション等比較的、密を避けやすい施設として楽しめる場所があるということをもっと知っていただきたいですね。

江口
通常のご宿泊の場合、1泊2日といってもチェックイン・チェックアウトの時間が決まっており、2日間丸ごと施設内で滞在をするのは難しいです。京都るり渓温泉 for REST RESORTでは、家族や大切な人と過ごすせっかくのお時間を十二分に楽しんでいただくために、周辺エリアにおける滞在コンテンツづくりや、チェックイン前からチェックアウト後も温泉施設や温泉プール、ランタンテラス(リラクゼーションルーム)を利用できるようになっています。

施設内での滞在コンテンツを拡充することや期間限定のイベント企画なども、江口さんやスタッフの方々が日々お客さまと接するなかで思いついたアイデアだったそう。
江口
お子さま連れのお客さまには、なるべくひとつの施設内で滞在を完結させたいというニーズがあります。大人がゆっくりできる温泉やグランピングの施設はあるものの、子どもたちが飽きずに過ごすにはまだまだ課題があると感じていました。そこで考えたのが、期間限定のふれあい動物園や一年中楽しめるミニ水族館、イルミネーションなどの企画です。あとはお客さまのニーズがモノ消費からコト消費に変化してきている時代に合わせて、地元の農業団体様とご一緒に、野菜収穫体験やお米の収穫(田植え、稲刈り)、ホタル鑑賞など普段の街の生活では体験が難しいものもイベントとして取り入れていて、お客さまからもご好評いただいております。お客さまが喜ぶことを考えるのが、私自身とにかく好きなんです。

レジャー開発は、訪れる方の“楽しい!”を創造していく仕事。「お越しになられたお客さまそれぞれの世代に満足していただき、またるり渓温泉に訪れたい!といかに感じていただけるか」という視点から、体験コンテンツを丁寧に設計しています。
江口
実は、グランピングを立ち上げる際のもうひとつのキーワードは「お父さんがかっこいい!」だったんです。世の中にいらっしゃるお父さんみんながアウトドアを得意としているわけではないと思うのですが、子どもの前ではやっぱりカッコよくいたいじゃないですか(笑)。そんなお父さんへ向けて、はじめての方でもバーベキューの火を起こせるような工夫をしています。裏話になりますが、提供しているフードメニューにも、負荷がかからずちょうどいい時間で焼き上がるように開発されているものがあるんですよ。

ご自身もレジャーが好きだという江口さん。新型コロナウイルスの感染拡大により、業界としてもチャレンジが求められる日々ですが、お客さまの“楽しい!”を創造していくレジャーの役割は決して変わることはありません。
江口
国のほうでもリモートワークやワーケーションを進めようとされていますが、これから郊外で働いたり、暮らしたりする需要が増えていくのであれば、地域側でできる仕事のひとつとして可能性を探しに参加してもらえると嬉しいですね。
京都るり渓「GRAX」に滞在する3日間

今回のプログラムでは、主にグランピング施設「GRAX」の運営を体験していただく予定です。福利厚生として温泉にも入ることができるそうですよ。
江口
7月には、エアコンを完備したドーム型のグランピングサイトができ、ますます気軽に・快適にレジャーを楽しんでいただけるようになりました。今後はさらに周辺エリアとも連携しながらトレッキング、釣りなどさまざまな自然アクティビティが体験できる総合リゾートにしていきたいと思っています。
\ こんなプログラムを予定しています /
1日目
・オリエンテーション
・京都るり渓温泉施設内を見学
・グランピング宿泊体験
2日目
・グランピング運営スタッフとして1日仕事体験
・グランピング宿泊体験
3日目
・社内会議に出席
・周辺エリアを見学
・滞在の振り返り
江口
人々に楽しみを提供するエンターテインメントのつくり手として、ここでしか体験できないコンテンツを充実させていくことで、お客さまに「2日間の滞在では時間が足りない!また来たい!」と思ってもらえる場所にしていきたいですね。そんな企画づくりに興味のある方にも参加していただけると嬉しいです!

■プログラム詳細
開催日程 | 令和2年11月9日(月)〜11日(水) |
参加費 | 一般の方:5000円 学生の方:3000円※現地での食費・宿泊費等は別途自己負担となります。現地での滞在費用につきましては、後日目安をお伝えいたします。 |
定員 | 5名 |
申込フォーム | ※こちらのプログラムは現在【募集終了】となっております。お申込みありがとうございました。 |
申込〆切 | 10月26日(月)23:59 |
京都るり渓温泉 for REST RESORT HP:https://rurikei.jp/
GRAX PREMIUM CAMP RESORT 京都 るり渓 HP:https://www.grax.jp/
GRAX HANARE 京都・るり渓 HP:https://www.graxhanare.jp/
南丹市HP「なんくら」:http://www.nancla.jp/
本プログラムで訪れる「南丹市」について

面積が広い分だけ、仕事の幅も広い南丹市。狩猟やジビエ料理のお店をされている方から地域内外の企業に勤める方など、働き方だけでなく、地域ごとの暮らしそのものが多様であることが南丹市の特徴です。美山町の「かやぶきの里」は、年間を通して国内外から数多くの観光客が訪れるので、観光産業も盛んです。JR京都-園部間も快速電車で37分。園部始発が多く電車で座りながらゆったり通勤できるのも南丹市のプチ自慢!