規格外のフルーツを使った新商品を考える <キャンセル待ち>産地をプロデュースする地域商社に密着する2日間

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こんな方におすすめです!

  • ・生産地をプロデュースする「地域商社」の仕事に興味がある
  • ・地域の農産物を使った商品開発をやってみたい
  • ・「農業」「食」を通した地域活性化を考えたい

※「京都ローカルプロジェクト旅」企画の趣旨については、こちらの記事をご一読ください。

※こちらのプログラムは現在【キャンセル待ち】となっております。参加をご希望の方はその旨ご承諾いただいたうえで、申し込みフォームよりお申し込みください。

地域でつくられる農産物のプロデュースを行う「田園紳士」とは

京丹後市で丹生込めて育てられた豊かな農産物を新たなスタイルで発信しようと、京丹後市久美浜町の若手農家8名を中心に立ち上げたグループ「田園紳士」。年間で50品目以上の農産物を取り扱っています。

取り組みをはじめた森下裕之(もりした ひろゆき)さんが、2016年に「株式会社 田園紳士」を立ち上げ、現在は30〜40名ほどの農家さんとともに、販路開拓へ向けた仕組みづくりやイベントの企画、商品開発などを行っています。

都市部の百貨店・スーパーでの常設販売や、農産物に特化した展示会への出展をするうえで、安定した野菜の供給は欠かせません。個々の農家さんがそれぞれに出荷するのではなく、複数の農家さんがまとまって出荷することでコストが削減でき、同時に、多品目を少しずつ栽培していくスタイルの農家さんが多い京丹後市の「生産地」としての魅力を発信することにもつなげています。

森下さんは、地元の農家さんを対象に経営力を高めるための勉強会を開催したり、「タキイ種苗」が開発している栄養素の高い「ファイトリッチ野菜」の栽培を提案したりすることで、ほかの生産地との差別化をはかるなど、プロデューサーとしての役割を担っています。

生産から消費までのより良い循環をつくるためには、農家さんとお客さんが実際に出会い、コミュニケーションをとることが大切だと森下さんは考えます。森下さんと同じく京丹後市へIターンしたデザイナーや地元の農家さんたちと企画した「キョウタンゴフルーツトレイル」は、ここでしか味わえない新鮮なフルーツを知り、地域を巡ってもらうためのイベントとして立ち上げ、今年で3年目を迎えています。

森下さんが地域に関わるようになった背景・きっかけ

和歌山県出身の森下さん。学生時代から京丹後市に足を運び、2013年にIターン。久美浜町の地域活性化をおこなう久美浜まるごとプロデューサー協議会に「田舎で働き隊(現:地域おこし協力隊)」として参画し、農産物のブランド化・販路拡大へ向けた取り組みや、「農業」や「食」を通じた都市農村交流イベントなどの企画に携わってきました。

森下:大学院では農業経営学を専攻し、当時から京都府内各地の農村を訪れていました。京丹後市で仕事として関わりたいプロジェクトが見つかり、野菜づくりに適した土地柄や人に惹かれて移住を決めました。田舎で働き隊としては、販路拡大へ向けた流通の仕組みづくりやプロモーション、NPOや大学生協とコラボレーションした農業体験ツアーの企画を行いました。

田舎で働き隊の任期を終えた2016年6月に株式会社を設立した森下さん。若手農家たちが野菜やお米の栽培に専念できるよう、販路開拓のために東京や大阪、沖縄の市場や百貨店を巡り、遠くはシンガポールまで商談へ行ったこともあったのだとか。

森下:「田園紳士」という名前は、昔の久美浜町誌に書かれていた日本を代表する思想家・徳富蘇峰(とくとみ そほう)の「田舎紳士論」に由来します。明治時代に提唱されたこの思想に着想を得た久美浜町の若者たちが、積極的に村づくりに励んだ歴史を知り、その頃にも自分たちと同じような活動があったことを嬉しく思いました。

森下さんは、売り場にいることでわかるお客さんの疑問や反応を、つくり手である農家さんにも知ってもらうため、市場調査も兼ねてマルシェへの出展を勧めているそう。

森下:田舎で働き隊の頃に農業体験やモニターツアーなどを実施してきたのですが、収益化にとても苦戦しました。わたし自身は、都市農村交流を軸にビジネスを展開していこうと考えていたんですけどね(笑)。農家さんにも何がビジネスになり、どういう野菜が市場で求められているのかを知ってもらうことや、お客さんの顔を思い浮かべながら野菜づくりをしてもらうことで、ほかの生産地との差別化をはかっていきたいと考えています。

現在は、BtoBをメインに野菜やフルーツを販売しながら、乾燥野菜や缶詰加工などの商品開発にも力を入れています。にんじんの粉末は砂糖がいらないと感じるほど甘いそうで、現在はパン屋さんにも卸しています。

森下さんのプロジェクトに密着する2日間

移住してから現在に至るまで、ひたむきに「農業」と向き合ってきた一方で「消費者の意識が変わるまでには、まだまだ時間がかかる」と森下さんは話します。気候の変化や社会情勢に左右されやすい分野でありながらも、農家さんが安心してものづくりに励める環境や循環をつくることを目指しています。

森下:今回のプログラムでは、3年前から企画をスタートした「キョウタンゴフルーツトレイル(以下、フルーツトレイル)」を、実際に農地を訪問するところから体験してもらいます。種明かしをすると、フルーツトレイルは、収穫前に傷がついてしまった規格外のフルーツを商品化するための企画としても立ち上がっていて。そういった商品や企画の背景に触れていただくことで、消費のあり方も少しずつ変わっていくのではないかと思っています。

\ こんなプログラムを予定しています /

  • ・森下さんとともにフルーツトレイルを実施している「いえき農園」を訪問
  • ・商品開発の種になる規格外の農産物について理解を深める
  • ・規格外の野菜やフルーツを使った新商品のアイデアを考える

※プログラムの詳細が決まり次第、ページ下部にてご案内いたします。

森下:もし、参加をご検討いただけるのであれば、事前に高級スーパーやエスニックスーパーの棚をリサーチしてみるとおもしろいかもしれません。なかでも、海外から輸入された加工品のコーナーがおすすめですよ。

森下さんは今後、さらなる販路拡大へ向けて、ふたつの方向性を検討しているそう。

森下:ひとつは、有機野菜に焦点をあてて、こだわりのお店に卸していきたいと考えています。もうひとつは、作付面積の大きい農家さんと大手企業や食品メーカーをつないでいきたいですね。生産者を訪ねてみたいみなさん、生産から流通の仕組みづくりに興味のあるみなさんのご参加をお待ちしています。

プログラム詳細

開催日程 令和2年10月16日(金)〜17日(土)
参加費 一般の方:5000円
学生の方:3000円※現地での食費・宿泊費等は別途自己負担となります。現地での滞在費用につきましては、後日目安をお伝えいたします。
定員 3名
申込フォーム https://docs.google.com/forms/u/3/d/e/1FAIpQLSfIFcLco6R9eQ0uggBesMtoIe-kwxSB-lQRVo_BqEptxGrhUg/viewform

※こちらのプログラムは現在【キャンセル待ち】となっております。参加をご希望の方はその旨ご承諾いただいたうえで、申し込みフォームよりお申し込みください。

申込〆切 10月2日(金)23:59

田園紳士HP:http://www.denenshinshi.com/
丹後暮らし探求舎HP:https://tankura.com/
京丹後市HP:https://www.city.kyotango.lg.jp/top/kurashi/iju/index.html

本プログラムで訪れる「京丹後市」について

京都市から車で2時間半、京都府のはしっこに位置する京丹後市。海も山もある地域だからこその豊かな自然環境や食、厳しい冬があるからこその冬を生き抜く昔ながらの生活の知恵が今も息づき、人の繋がりが強い地域で暮らしたい!というおもろい人達の移住が今、増えています!

参加者募集へ向けたオンライン説明会&交流会を開催します!

2020年10月にスタートするプログラムに先がけ、8月・9月にオンライン説明会&交流会を開催しますので、ご興味ある方はぜひお気軽にご参加ください!プログラムの参加に限らず、内容やテーマ・ゲストに興味があればオンラインイベントのみの参加も可能です。

▼参加申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf9b2Inoov4zXNqS8daFG0uRHYqAFZInuckqY3wTZ26DjSPjA/viewform

《第2回 京都ローカルプロジェクト旅 オンライン説明会&交流会》

■開催概要
日時:9月29日(火)19:30~21:00
※途中入室・退出も可能です。事前申し込みの際にご連絡ください。

■ゲスト紹介(本プログラムの受入コーディネーター)
【環境芸術】かめおか霧の芸術祭 持田 博行さん@亀岡
【天職観光】里山ゲストハウスクチュール工忠 照幸さん@綾部
【地域観光】おにぎりとおやつmusubi 寺田 俊介さん@宮津

▼イベントページ
https://kyoto-iju.com/topics/localproject-event0929

記事の作成に関わってくれたクリエイター

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