募集終了最終更新日 : 2022.12.23

「糸」で心もつながる共同ショップ

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歴史に詳しい方ならご存知の島原。京都駅からも徒歩圏内にあるこの街は、江戸時代には花街として栄え、今でも島原大門や角屋など街のいたるところに名残が残っています。なかなか他の観光地とは離れているので行ったことのない方も多いと思いますが、京都の中でもディープでタイムスリップ感のある文化的な街です。
もともと繊維関係の店が多く、大家さんの家業も呉服関係であることから、「糸」をテーマにしたシェアショップ『itonowa』が生まれました。

 

9共通項「糸」でつながれる
2015年10月にオープン後、糸にまつわるお店が5つ入居しています。たとえば、子供の着物のアトリエ、アンティーク着物等を扱う古道具店、ヴィンテージウエディングドレスのスタジオ、古布モノの骨董ギャラリーやアートな雑貨店などなど。ひとえに「糸」(衣)と言っても、様々な種類のお店があります。入居者同士の共通項があるからこそ話も弾みそうです。そして、互いに悩みを聞けたり仕事の人を紹介しあったり、シェアオフィスやシェアハウスでも通ずるとこですが、コンセプトが明確だと仕事としてもメリットも大きそうです。移住者ならなおさら、この布地を買うならこの店」とか、京都の土地勘のないと分からないようなマニアックな相談もできるのはすごく魅力だと思いますよ。
定期的にご飯会をされているそうで、皆さんほんわか、だけど仕事のクオリティは高い。というかんじでした。

12651211_986972164706650_4244449754663483465_n入居者の先輩に聞きながらDIYできる
区画はこじんまりシンプルなスクエア型。色々また窓のない壁面を利用し、棚は付け放題です。隣の入居者さんはフローリングを濃い色に塗りなおしてあえて既存の建具と調和させていました。とにかく、皆さんのDIYスキルが高すぎる!すでに5名も先輩がいるので、いろいろ聞きながら見せてもらいながらできるのはかなりお得です。(なんなら手伝ってもらえるかも?!)

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共用部分が絶妙に素敵

この建物は、町家と昭和住宅の2つの建物から成り、中庭を挟んで33mという構成となっています。共用部分は女性建築士の手によってリノベーションされ、タイルなど可愛らしさの残る絶妙な色付けがなされています。
ショップ以外には、建物の顔の正面には通りからテイクアウトもできるコーヒースタンド、中庭は毎月第4金土限定の多肉植物店となります。

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1階奥にある共用部分の畳スペースは、入居者さんは無料で使えるとのこと。今もワークショップなどで頻繁に利用されているそうです。

 

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(大家さんの村田さん。itonowaいじられキャラが確立してるんだそう。)

はじめて見学会で見せてもらったとき、「手作り市がそのまま店になった」ような感覚がありました。それもそのはず、入居者さんは、大家の村田さんが京都中の手作り市に通いつめて口説いたんだそう(笑)。また、itonowaは、京都市の空き家活用モデルプロジェクトに採択されたプロジェクトでもあります。そもそもitonowaは、村田さんが「島原の新しい文化拠点にしたい」という想いからスタートしています。村田さんの採択時のプレゼンテーションコメントは、地元民でありその熱い想いと両面が垣間見れて、グッとくるものがありました。

まずはitonowaに足を運んで村田さんとお話してみて、決めてもらったらと思います。

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