2025.02.15

24 京都移住1年目のリアルな声。北陸から単身で移住してみて

CHECK IN

移り住む先の暮らしをつくるコミュニティメディア「京都移住計画」のメンバーがお届けする、鴨川でゆっくりしたいラジオ、通称「かもラジオ」。これから京都に住む人、関わる人たちに向けた内容や、京都府内の様々なパートナー(団体や地域等)の活動のこと、京都での暮らしのあれこれについて、まるで鴨川でゆっくりしながら聴いているかのような気持ちになれる雑談番組です。

今回のゲストは、転職をきっかけに地元・北陸から京都へ単身で移住したちかさん。
もともと兄弟が京都の大学に通っていたこともあり、これまでも度々訪れていたそうです。

京都に移住してもうすぐ1年。好きだった寺社仏閣巡りに加え、お気に入りのベーグルサンドを片手に、鴨川デルタでのんびり過ごす時間など、何気ない日常が楽しみになったといいます。観光地として訪れていた京都が、暮らしの場になったとき、どんな景色が見えるのでしょうか。

また、「北陸と京都、どっちが寒い?」「車は必要?」といった、移住を考える人が気になるポイントについても本音でトーク。京都暮らし1年目のリアルな声をお届けします。

「京都に移住したいけれど、実際どうなんだろう?」と思っている方には、京都での暮らしをイメージするのにぴったりの回です。移住を検討中の方、京都での暮らしに興味がある方は、ぜひご視聴ください!

ゲスト

ちか

30代前半。北陸の海や雪が身近な地域で生まれる。地元の学校を卒業後、県内の企業に就職し事務やエンジニア関係の業務に携わる。当時在職していた企業が閉業することから、兼ねてよりぼんやり考えていた関西への移住を決意。転職活動を重ね京都の企業に内定を貰い、令和6年4月より市内の下京区に在住。休日は趣味である芸術鑑賞、寺社仏閣巡り、旅行や美味しいものを食べて京都はじめ関西を満喫しています。

パーソナリティ

坂井 晃人(ちい)

コーディネーター

1992年生まれ、東京育ち。高校の修学旅行で初めて訪れた京都に心惹かれ、京都大学に進学。大学院を中退したのち、東京でまちづくり会社に就職。誰もが挑戦できる社会づくりをテーマに、全国で住民対話の場づくりや官民連携などに取り組む。 妻の妊娠を機に、2021年に心のふるさと京都へ移住。翌年、ツナグムに参画し、京都を帰って来れるまちにしたいと京都移住計画に関わる。住民対話ワークショップファシリテーター養成や、二児のワーパパとして夫婦向け育児コミュニティの運営なども行う。

CHECK OUT

私は昔から何かを決断するときに、まず心配が強く出てしまう性格で。石橋を壊れるんじゃないかってくらい叩いて叩いて、恐る恐る渡ってみる、自他共に認めるそんな人間でした。

私にとって、京都への移住はとてもとても大きな決断でした。

移住すると決めたとき、
内定をもらえたとき、
家族や知人に移住の旨を伝えたとき、
住まいを決めたとき、
家具や家電を選んでいるとき、
引越ししたとき。

少しずつ着実に迫ってくる「移住」の瞬間と併せて、「楽しさ」よりも「怖さ」が強くなっていたのを今でも覚えています。
職場に馴染めなかったら、京都の生活が辛くなったらどうしよう。年齢的にも転機を迎える色んなターニングポイントである世代。そんな私が移住だなんて、周りの人に私はどう映るんだろう。
沢山の小さな不安の種を勝手に1人で大きくしていました。

でも、家族や知人、移住計画さんをきっかけに繋がった方、色んな方々が共通して「絶対なんとかなるものだよ」と言ってくださって。不思議と心にストンと落ちてきて、気持ちを軽くしてくれたのを覚えています。

移住して約1年、悲しいことや辛いことも沢山あったけれど、楽しいことや満たされることも沢山沢山ありました。
周りの方々のあたたかさに触れながら、なんとかなっています。
何気ないふとした瞬間に、「私、移住して良かった」と今では心から思えています。

年齢やタイミング、今の状況、色んな要因で移住に一歩踏み出せない方はもしかしたら沢山いらっしゃるかもしれません。
少しでも、私の今回のお話がそういった方々のお力になれれば嬉しいです。

ちか

出演:坂井晃人(ちい)
ちか
制作:山際 聡一郎

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