団地のほど良さ
最近何かとよく聞く団地。世間では、少し団地ブームになっていますよね。私は人生で2回団地に住んだことがあるのですが、団地の魅力は“ほど良さ”にあると思っています。
というのも、ほど良く近所の人と顔見知りになったり、ほど良く古かったり(でも木造と違って寒くないのが良いところです)。コミュニティといっても、あまりべったりは嫌だし、あまりに個性的な物件も飽きそうですよね。団地って、あまり強制力がなく、自分たちの暮らしにアレンジしやすいんじゃないかと思います。
気の利いた間取り
団地のままの間取りだと、よくある3DKで現代の暮らしではやや使いずらいですが、2015年にリノベーションされ、12畳のリビングダイニングを中心にとても使いやすい間取りになっています。また和室以外は床材も同じなので、ずっと続いているような感じで実際はもっと広く見えます。水回りも一カ所に集約されていて、全て新しいものに交換されています。キッチンもガスで3口。これは料理する方にとってはベストではないでしょうか。
来客があっても和室が一つあると便利ですね。
きっと丁寧に暮らせる街
こちらの物件は、エレベーター無し5階になります。私も同様の団地に住んだことがあるのですが、写真の通り、見晴らしが良いのが何よりです。5階まで毎日の階段は最初はきついですが、ジムに通わなくても毎日運動できると思うと、そんなに悪くありません。そして、周りには個人でやってらっしゃるパン屋さんやケーキ屋さんなどこじんまりと良い感じのお店が昔からあるエリアです。そんな近所で買った物とコーヒーを豆から挽いて飲むのが似合いそうな、きっとゆったりと丁寧に暮らせそうな住まいだと思います。