暮らしランプ

暮らしの少し先をほっと明るく

ABOUT

「暮らしの少し先が明るいとほっとする」
それは何気ない日常の少し先にあり、ワクワクと楽しみな瞬間……。

焙煎したての珈琲が飲めること。
少し変わった植物が楽しめること。
アトリエでのびのびと描いたり、作ったりすること。
出会った作家さんたちを、小さなお店で紹介していくこと。
誰かを想って食べ物を仕込み、届けること。

私たち暮らしランプは、障がいのあるなしを問わず、スタッフみんなで自分たちが暮らす町の中に、ほんの少し明るく灯すランプのように、ほっとする出来事を一つひとつ丁寧に生み出し、積み重ねていくことを目的に活動しています。

福祉が人と人の間にあると心地よい。
そんな温かな空気感がじんわりと広がることを願って歩んでいきます。

暮らしの少し先が明るいとほっとする

西山エリアで福祉サービスを提供

暮らしランプは、京都市や長岡京市、大山崎町を含めた西山エリアで、就労継続支援B型事業や生活介護事業、放課後等デイサービス事業などを展開しています。また、利用者さんが安心・安全に過ごせるクローズドな施設だけでなく、コーヒーの焙煎所やカフェ、レストランといった地域に開かれた場も運営しています。

ほっと安らぐ香りは丁寧な仕事から

知的障がいや精神障がい、高次脳機能障がいなどがある方、また障がいによって家に引きこもっている方が自立していくための就労サポートの一環としてコーヒー事業を展開しています。品種、精製方法、熟度、環境への影響に配慮したコーヒー豆を、丁寧にハンドピックし、自家焙煎しています。「NAKANOTEI COFFEE」として3店舗運営(2025年4月時点)しています。

五感から生まれるワクワクを重ねて

暮らしランプでは、利用者さんの心と体が連動し、自然に形となる作品づくりを大切にしています。アトリエ活動から生まれたイラストや絵を、カードケース、ポーチ、ペンケース、バッグなどにしてオリジナルグッズとして販売。どれも作家の個性溢れる作品で、手に取った人の暮らしをほっと明るく照らしてくれます。

担当者メッセージ

暮らすことについて考えてきた日々の中で、
福祉は、空気や水のように、
当たり前に人にとって大切なものだと気づかされました。

私たちは、福祉を“特別なもの”から
“自分にとって大切な感覚”へと変化していくことを願っています。
そのためにできることは、思いを、かたちにして届けていくこと。

たとえば、コーヒーを淹れること。
絵を描くこと。
暮らしの中に福祉を届ける方法は、
実はたくさんあるんじゃないか?
そんな問いを立てながら働く毎日は、
暮らしの少し先にある、あかるい光を感じる瞬間に満ちています。

特別な強い光に目を奪われるのではなく、
長い夜をそっと照らす、蝋燭のような灯りを。
そんな自然な時間を、ともに生み出せたらうれしいです。

森口誠

暮らしランプ 代表