自分の枠を超えた出会いがここに。 新しい生き方・働き方を応援する『Beyond Career』

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いきなりですが、あなたが願う理想の働き方ってどんなものですか?

おしゃれなオフィスで働きたい。
副業を始めたい。
子育てと仕事を両立したい。
起業して自分の力を試してみたい。

理想の働き方は、きっと十人十色です。
しかし、そんな多様な働き方を実現できる会社と人が出会う方法は、まだまだ確立されていません。

2020年3月、株式会社ツナグム、株式会社ウエダ本社、そして株式会社エンカレッジは、3社合同で、人と企業の多様な関係性を育む採用・広報プラットフォーム「Beyond Career(ビヨンドキャリア)」をリリースしました。

「Beyond Career」は、就職・転職のサポートはもちろん、副業・兼業・リモートワークといった新たな働き方の提案や、「豊かな人生とは?」「幸せとは何か?」といったこれからの生き方を見つめ直す機会も提供する、個人と組織の新しいプラットフォームです。

三社が描く、仕事と人の良い関係性とはどのようなものなのでしょうか?
「Beyond Career」を立ち上げるに至った背景や人材業界の課題、「Beyond Career」で実現したいことなどとともにご紹介します。

王智英

株式会社ウエダ本社 いろどるチーム リーダー 

1988年 京都生まれ。大学在学中、文化人類学を専門としフィールドワークを通して地域活性化に取り組む
2011年4月にウエダ本社入社。入社後、ビジネス現場をフィールドとし、企業の働き方、社員とのあり方をテーマに企画運営を行う。
「人生の殆どの時間を費やす仕事・職場環境を豊かにし、働く人々をイキイキとさせることにより社会に貢献していく」というビジョンを掲げ、一人ひとりが「何のために働くのか」「内発的動機を高める力」「気づきを生み出す力」を最大限に発揮させる場づくりを行う。

喜多佑衣 

株式会社エンカレッジ 経営管理部 広報担当

大阪生まれ大阪育ち。新卒入社した人材会社をわずか10ヶ月で退職した後、教育関連のNPOや大学のキャリアセンター、IT企業の人事など教育・人材に関わる仕事を経験。様々な理由で働きづらさを抱える人が身近にいたことから、そのような方々に貢献できる仕事がしたいと思い、2018年12月株式会社エンカレッジに入社。”広報”という手段を通して、働きづらさを抱える人がイキイキと活躍できる社会の実現に向けて奮闘中。また、パラレルキャリアな生き方を志向し、趣味のドラム演奏、ロックバンドのスタッフなど音楽にまつわる活動もしている。

田村篤史

株式会社ツナグム 代表取締役/京都移住計画 代表 

1984年 京都生まれ。立命館大学在学中、APUへ交換留学、NPO出資のカフェ経営に携わる。その後休学しPRや企画を行うベンチャーにて経験を積み、卒業後は海外放浪の末、東京の人材系企業に就職。会社員の傍らシェアハウス運営なども行う。2012年4月に退職し京都へUターン。「京都移住計画」を中心に、町家活用や商店街活性といった地域に関わる仕事や、キャリア支援のNPO fullbloomの設立、大学のキャリアデザイン授業の外部講師、企業の採用支援・組織活性などを行う。

多様な働き方を紹介、マッチングするプラットフォーム

ウエダ本社は、1938年に文具卸商として創業し現在は”働く環境の総合商社”として日本の職場環境や日本人の仕事観を変革することをミッションにした会社。エンカレッジは、働きづらさを抱えた人へのキャリア支援を、そしてツナグムは、”人と人、人と場をつなぐ”ことをミッションに拠点運営や「京都移住計画」などのプロジェクトを展開しています。

田村:もともと三社を繋いでくれたのは、王さんでしたよね。「Beyond Career」を始めるきっかけはどのようなものだったのでしょうか?

:わかりやすいように、会社の事業からお話させていただきますね。ウエダ本社は、オフィスを中心とした総合商社で、ソフトとハードの両面からお客さんにアプローチする会社です。オフィスリニューアルが主な仕事ですが、オフィスやモノを変えるだけでは、本質的な意味で組織は変わりません。最も大切なのは人の行動変容であることを、お客さまにもお伝えしてきました。

セミナーや研修をさせていただくうちに、「ウエダさんとこみたいな社員さんは、どうしたら雇える?」とご相談いただくようになって。でも人材紹介は資格が必要になってくる分野なので、お役に立つことができず、モヤモヤしていました。

田村:ウエダ本社さんは、京都移住計画のメディアで求人情報を掲載してくださっていますよね。

:はい。今まで求人記事から10名ほどにご応募いただき、その約半数を採用しています。優秀なスタッフが入社して、会社にも良い変化が起こりました。だから日頃お付き合いのある企業にも僕たちが出会っているような人材層をご紹介したいと思うのは、自然な流れでした。

ウエダ本社 王さん

:エンカレッジさんとご縁があったのは、数年前かな。ウエダ本社にはウテナワークスという子会社があり、子連れコワーキングや女性起業家支援など子育て中の女性が働きやすい環境づくりをしています。時間と場所を制限されるママ達が働きやすい仕組みづくりを、エンカレッジさんと協働できないかなと考えました。

喜多:エンカレッジは、働きづらさを抱えた方がイキイキと活躍できる社会を創造することをビジョンにしています。現在は、発達障害のある方の就労支援が中心ですが、障害がある方以外にも働きづらさを抱えている方がたくさんいらっしゃいます。そうした方にもリーチを広げたいと、考えていたタイミングでした。

エンカレッジ 喜多さん

喜多:当社では「Boosterキャリア」という、求職者が自らの強みや企業に配慮をお願いしたいことなどを登録し、支援機関のサポートを受けながら企業と繋がれるICTツールを開発しました。「Boosterキャリア」を使って、「子育てしながら週2日だけ会社で働ける」、「子連れで出社できる会社」、そんな世界観を一緒に作れるのではないかとご相談いただきましたよね。

:はい、お付き合いのある企業よりご相談いただく女性にまつわる働き方や課題があって、もっと幅広い人が利用できるプラットフォームを作ろうと。結果、多様な人や企業とのつながりがあるツナグムさんにもお声がけして、この三社でやることになりました。

田村:ツナグムでは、京都移住計画をはじめ移住支援の取り組みをしていますが、ある種の限界や難しさを痛感しています。例えば、今東京で働いている方がいきなり仕事をやめて京都に戻るのはリスキーだなと思っていて。0か100かではなく、働き方のグラデーションがつくれたら、少しずつ京都での関係性をつくって、仕事の幅を広げていけば移住もしやすいはずです。

ツナグム 田村

田村:京都の中小企業から見れば、多様な働き方を受け入れることで、週5日勤務では繋がれなかった人材との出会いが生まれるメリットがあります。

今は東京で働いているけれどいつかは京都にUIターンしたいと考える方にとって、おもしろいと思える選択肢を増やす仕組みをデザインしたい。そう思っていた時、「Boosterキャリア」を活用したプラットフォームづくりのお話を聞いて、ピンときました。

企業と人のコミュニケーションを加速させる

求職者側の働き方やキャリア観が多様化する今、お給料や福利厚生などの条件面だけではなく、個人のありたい姿に合う仕事を探す傾向が高まっています。

一方、企業側も人口減少によって人材確保が年々難しくなり、積極的な情報発信やコミュニケーションが必要な時代に移り変わりつつあります。

目の前で起きている変化を見つめながら、求職者側にとっても企業側にとっても良いサービスは何なのか?そんなことを考えた結果、三社の強みを生かして生まれたのが「Beyond Career」でした。

田村:「Beyond Career」の特徴は大きく三つあります。一つは、僕たちが運営する京都移住計画と連動したサービスであること。「Beyond Career」利用企業の求人記事を作成し、京都移住計画で情報発信していきます。「京都 働く」で検索すると一番目に表示される媒体であることを生かした、広報支援です。

もう一つは、エンカレッジさんのICTシステム「Boosterキャリア」を使った情報発信。企業と求職者のマッチングはもちろんのこと、システム内で自社イベントを立ち上げて、登録者に向けて広報することができます。

田村:最後は、人材紹介サービスも利用できること。メインは「Beyond Career」内でのマッチングになりますが、オプションとして人材紹介もご用意しています。京都の中小企業と幅広いネットワークをお持ちのウエダ本社さんと、ツナグムがつながる学生やフリーランス、起業家、NPOなどとのネットワークを生かし、属人的な採用支援もご提供します。

:京都移住計画の記事は、1記事5000~6000文字と長い。しかしだからこそ、会社が大切にしていること、求職者に期待していることがきちんと伝わるのだと、利用させてもらって実感しています。どなたもお給料や福利厚生などの条件面だけではなく、会社の価値観を知ってくれた上で問い合わせしてくれますから。本音を言うと、会社に余力さえあれば全員採用したい気持ちなんですよ。

田村:ありがとうございます。

喜多:求職者に会社の価値観を知ってもらった上で、例えば「副業したい」とか「土日のみ勤務したい」とか「週3日正社員を希望」とか、多様な働き方を求職者が企業側にリクエストできる状態を「Beyond Career」のシステム上で作っていくことができたら、大きなインパクトを生む可能性を秘めていると思います。

自分の枠を超えた出会いをつくる

企業と人のコミュニケーション機会を増やし、多様な関係性を育もうとする「Beyond Career」。このプラットフォームができることで、企業側だけではなく求職者にとっても大きなメリットがあると考えています。

田村:東京に住んでいた頃、転職エージェントで働いていました。その際、課題だと思ったのが、転職に必要な情報を支援機関ごとに説明しないといけないことです。お薬手帳のように、自分のキャリアの積み重ねを書いて置く場所があり、本人の意思で各支援機関に開示できるプラットフォームがあったらいいのにって思っていたんです。

:何度も同じことを話すのは、求職者からすると面倒ですからね。

田村:例えば、学生がツナグムの求人サイトに登録してくれたとしても、希望業界や職種によっては、うちが持っている情報を提供できない場合があります。その瞬間、せっかく登録してくれたのに、ご縁がなかったことになってしまいますよね。

しかし、もしその学生が例えばウエダ本社さんにも、情報を開示する意思を示してもらえたら、ウエダ本社さんから合う企業を紹介することも可能です。

情報を展開できるプラットフォームがあれば、学生は同じ話をわざわざする必要はありません。また、僕がヒアリングした情報に追加して、王さんは面談をすることもできるようになるメリットがあります。

:そうですね。面接に来てくれた方で、ウチには合わないけど「●●会社」なら合いそうと思うことって、結構あります。以前、求職者の方に提案の上、別の会社にご紹介したら双方に喜んでいただいたんですよね。

喜多:そうした紹介の仕方を、「Beyond Career」の中で実現していきたいですね。

田村:偶発的な出会いも、「Beyond Career」で起こしていきたいインパクトの一つです。就活の合同説明会って、ちょっと不自然な出会い方だなと思っているんですね。今の説明会って、企業側もわざわざお化粧して人前に出る場になってしまっています。だから学生が入社してから「なんか違う」と思い、短期間で辞めてしまうことが起きやすいのではないでしょうか。それよりも、普段の仕事ぶりが見れる場に居合わせてもらう方が、素の状況をいいなと思ってくれる求職者が応募してくれるはずだと考えています。

田村:京都移住計画では、求人の取材同行者を募集して、そこから採用が決まったこともあります。そうした出会い方も、企業にとっては一つの窓口になるはず。そういう機会を「Beyond Career」のシステムを使って増やしていきたいですね。

:ウエダ本社は、毎年夏に「京都流議定書」というイベントを開催していますが、もともとは創業70周年の記念事業としてスタートしました。僕らの想像以上に、「京都流議定書」での出会いから、価値観を共有できる企業や人とのご縁が生まれています。そう考えると、イベントも一つの新しい出会い方ですね。

田村:わざわざ説明会を開催しなくても、不動産会社であれば物件の見学会、お出汁メーカーなら食イベントなど、会社の説明会になりうるコンテンツはあります。気に入ってもらえたら、サービスのお客さんになってくれたり、アルバイトやインターン、ゆくゆくは社員になったりもするかもしれません。そんな日常の延長で仕事と出会えるっていいなと思うし、採用に人材を割けない中小企業にとっても、良い仕組みではないでしょうか。「Beyond Career」の登録企業は、自社イベントの情報をどんどん掲載できる仕組みにしているので、うまく使ってもらいたいです。

人生100年時代の新しいキャリア応援

田村:今はファーストキャリア信仰が強く、一社目の就職のことしか考えられていない風潮があります。でも、人生は長いから一社目だけで全てがうまくいくわけがありません。新卒が入社3年で3割辞めると言われていますが、その3割はすぐセカンドキャリアのことを考えないといけませんよね。でも、大学のキャリアセンターではほとんど取り扱いません。

だから「Beyond Career」としては、多様なキャリアや価値観を提供したいなって。一社で働くのではなく複数社で働くのもありかもしれないし、卒業後に起業したり一次産業の世界に足を踏み込んだり。新卒=どこか一社の企業に就職、ではないキャリアを考える機会にしていけたら嬉しいです。

喜田:私は好景気の時に就職活動して、人材業界に内定を得ました。でも入社後すぐリーマンショックが起こり事業縮小になり、希望していた仕事とは違う部署に配属になりました。それで10ヶ月で退職して。すぐにセカンドキャリアを考える時が来たんです。でも、そんな渡り歩き方を大学では教えてくれなかったから、困ってしまった経験があります。

田村:一般の就職・転職支援サービスは、決まったタイミングで関わりは終わりです。でも「Beyond Career」は終わらずに、つながりつづけたいなと思っています。リーマンショックの時のように社会状況が変わったり、育児や介護、病気など人生のステージが変わったり。「暮らし方に合わせた働き方をしたい」となった時、気軽に相談できる存在として使いつづけたら嬉しいですね。点ではなく線として、ちゃんとつながっていけるサービスにしていきたいです。

ここまで「Beyond Career」が誕生した背景やサービスの特徴についてご紹介してきました。最後に、実現したい世界について聞いてみます。

:AIが台頭して、人間の仕事はどんどんなくなっていくと思います。その中で生き残る人材は、新しいアイデアや働き方を生み出していける人ではないでしょうか。だから、僕自身もそういう人材でありたいですし、「Beyond Career」を通して多様な選択肢や新たな働き方を提案していきたいですね。日本企業の99パーセント以上は、中小企業。その一社一社を変えうる可能性をもつ人材がプラットフォームに登録していて、その人と企業が柔軟にマッチングできるようになれば、双方に大きく成長する機会が生まれます。

喜多:人生はいろいろ起こるもの。何かに挑戦したい期間もあるだろうし、働きづらさを抱えてしまうこともあるでしょう。そんな時、必要な人に相談ができて、自分の情報もしっかり伝えることが、「Beyond Career」を通じてできたらいいですね。

世の中には、なんでも一人で頑張らないといけない風潮がありますが、いろんな人に支えてもらっていいと思うんです。頼れる人や相談先があることが、人生をポジティブにするし、安心感を得ることにつながるはず。ICTツールではあるのですが、血の通ったものに育てていきたいです。

田村:今の社会は、分断されていく流れにあるのかなと感じています。AかBかではなく、両方が成り立つような状況を諦めたくありません。例えば、「ツナグムとウエダ本社両方で働きたいんです」って言われたら「いいやん」って言いたい。東京にいながらリモートの副業で京都の仕事をしたい。子育てしながら週3日勤務の正社員で働きたい。そんな働き方が叶えられるようなプラットフォームに育てていきたいです。そのためには、今はマイノリティかもしれないけれど、1人、10人、100人と小さな声を拾いたい。それらを企業側も無視できないほどの大きな力に変えて、社会を動かすところまでいけたら、面白くなりそうです。

オンライン企業説明会のお知らせ

十人十色の働き方を応援する「Beyond Career」。

3月30日・3月31日には、京都で働きたい人と企業の出会いの場として、オンライン企業説明会を開催します。お気軽にご参加ください。

【開催概要】
■日程:2020年3月30日(月)、31日(火)
■時間:10時~18時の間で随時開催(登壇企業などは本サイトで告知します)
■方法:オンライン会議システム「Zoom」を活用します。
◼︎詳細:https://www.facebook.com/events/814811775677596/
■参加費:無料
■対象:
・2021年卒業予定の学部生・院生で、就職を検討している学生
・第二新卒層(25歳位まで)の就職・転職活動中の方
・就活生を支援する、大学のご担当者(大学教授・キャリアセンターなど)

<参加企業>
ウエダ本社、京都信用金庫、アミタホールディングス、松栄堂…他数社

■詳細・参加申込み:参加申込みフォームよりエントリーください。
https://bit.ly/3dhHcr5
■申込締切:各説明会開催日の前日まで
■お問合せ:
株式会社ツナグム (担当:田村、小谷、橋野)
株式会社ウエダ本社(担当:森島、王)
MAIL:tunagum@beyond-career.jpWEB:https://beyond-career.jp

 

記事の作成に関わってくれたクリエイター

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