中国出身の大学院生が東京から移住し、職人の道へ 有限会社アリアソシエイツ(家具建具製作職人)

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オーダー家具・建具の製作、セレクト家具の販売、空間デザインを手がける有限会社アリアソシエイツ。暮らしにより添う“心地よさ” を共に追求してくれる家具職人を募集しました。

企業名:有限会社アリアソシエイツ(ARIA)
所在地:京都府与謝郡与謝野町
募集職種:家具建具製作職人(正社員)
掲載期間:2020年6月から2年間
採用実績:1名
掲載記事:https://kyoto-iju.com/works/aria

応募者の視点

入社した方:李林蒴(リ・リンショウ)さん
入社年月:2021年4月〜
出身校・前職:建築系の大学院卒業(東京)
入社までの経緯:ネット検索で見つけて応募。翌月、東京から与謝野へ面接を受けに来て内定。卒業後、与謝野へ移住しARIA入社。「リリ」の愛称で親しまれている。

出会いはネット検索

ーーARIAとの出会いのきっかけを教えてください。

将来は家具職人になりたいと思い、就職活動をしました。ネット検索で「家具職人 求人」と検索したところ出てきたのがARIAです。
中国から日本へ留学して4年間は、東京と千葉で生活していました。色々な地域に住みたい気持ちもありましたし、日本といえば「京都」のイメージが強いので、惹かれました。
記事を読んだ後、ARIAのサイトやInstagramも見ました。すると、仕事以外でも日常の様子を発信していて、一緒に働いてみたいと思いました。

ーーもともと家具職人を目指されていたのですか?

そうですね。大学院在籍中、建築事務所でインターンをしましたが、性格的に合いませんでした。建築は大勢が関わるので、私が関われるのは一部分。また、中長期のプロジェクトが中心です。
一方、家具づくりは、設計から制作まで一人ですることも可能で、建築よりは短期間で完成品を見ることができます。最初から最後まで全ての工程を知って、自分が関わった家具を見ると、やる気がでます。

ーー実際働かれて、改めて感じるARIAのモノづくりの魅力はどこでしょうか?

ARIAの家具は、心を込めて丁寧に、ゆっくり作られています。また、設計・加工・販売まで一貫して自社でできるので、家具づくり全体の工程や知識を学べます。ただ図面を見て作るのではなく、設計者のアイデアを理解した上で作ることができるので、一つのチームとしてモノづくりをする楽しさがあります。

静かな環境で職人としての技を磨く

ーー与謝野の暮らしはいかがですか?

移住してすぐは移動手段がなくて不便でしたが、社長が自転車を貸してくれたり、スタッフの方が車の購入をお手伝いしてくれたり。免許は持っていたもののペーパードライバーだったのですが、みなさん車の練習に付き合ってくれました。とても良い仲間です。
海が近いところもいいですね。落ち着いた暮らしを送っています。

ーー現在(入社2ヶ月)はどのようなお仕事をされていますか?

先輩職人である大同さんに教わりながら、釘打ちやオイル塗りなど一つひとつの技術を身につけています。
入社してすぐ、机と椅子を作らせてもらいました。2年ほど前からARIAのオリジナル商品として売り出そうと準備を進めてきたもので、設計図を渡されて木材の加工から完成まで一人で担当しました。初めてのことなのでもちろん不安はありましたが、やってみたい気持ちの方が大きかったので、楽しく取り組めました。

ーー今後の展望を教えてください。

今は仕事を覚えることで精一杯ですが、ゆくゆくは和の雰囲気を持つ家具を作ってみたいです。
静かに佇んでいて、どこに置いても違和感のない、落ち着いている家具を作れるようになることが目標です。

募集企業の視点

お話を聞いた方:小池将之さん
担当:統括マネージャー

家具づくりへの思いがある方からの応募につながった

ーー サービスを利用された、率直な感想をお聞かせください。

今までハローワークでの募集が求人でした。地元中心に多くの方に見ていただけますが、不特定多数が見る分、中にはARIAのことを知らないまま応募する方や家具づくりへの思いがない方もいらっしゃいます。
Beyond Careerはクリエイティブ層が見ていますから、私たちが出会いたい方へアプローチが可能です。実際、モノづくりに対して熱意のある方から反応がありましたね。丁寧な記事を作ってもらいますから、応募者は皆さんARIAの成り立ちや価値観を知ってくれているのもありがたかったです。

ーー応募者はどのような方がいらっしゃいましたか?

リリ(李林蒴さん)のように、未経験から家具職人になりたいと考える方が多かったです。
職人の仕事は力が必要ですし、木の粉や塗料まみれになることもあります。表面的なところだけ見ると綺麗そうな仕事ですが、大変なことももちろんあります。リリは、そういうところも「ぜひ経験したい」と前面に気持ちを押し出してくれました。
会社サイトやSNSもチェックして、東京から日帰りで面接に来た熱意は嬉しかったです。

社内スタッフにとっても良い刺激に

ーー取材をして記事を作る求人を出すことに対して、社内の反応はいかがでしたか?

スタッフが取材される機会はほとんどないので、良い刺激になったようです。スタッフの声を聞けたのは、私や社長にとっても貴重な機会でした。
求人応募にとどまらず、記事を読んだ方から仕事の問い合わせも届いていて、広告としての役割も果たしてくれています。Beyond Careerに掲載されている記事を読んでもらったら、弊社のストーリーを知ってもらえるので助かります。

ーー今後、Beyond Careerに期待することを教えてください。

クリエイティブ層にアプローチできる特徴は残しながら、さらにサイトを訪れる方の数を増やしてもらえると、応募者数も増加するのではないかと思います。
今回は未経験者の応募が中心でしたが、小さな工房のため見習い職人を多数抱えることはできません。サイトの訪問者が増えれば、より求める人物像に幅広くアプローチできるはずと、勝手に期待しています。

記事の作成に関わってくれたクリエイター

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