2025.08.06

35 怪談が眠る土地・京都に魅せられて──西陣に棲むオカルト好きデザイナー

CHECK IN

移り住む先の暮らしをつくるコミュニティメディア「京都移住計画」のメンバーがお届けする、鴨川でゆっくりしたいラジオ、通称「かもラジオ」。これから京都に住む人、関わる人たちに向けた内容や、京都府内の様々なパートナー(団体や地域等)の活動のこと、京都での暮らしのあれこれについて、まるで鴨川でゆっくりしながら聴いているかのような気持ちになれる雑談番組です。

怪談話が日常に溶け込む土地、京都。
その不思議な空気に惹かれて関東から移住し、気づけば10年。

今回のゲストは、西陣を拠点にグラフィックデザイン、ZINE制作、怪談イベントの企画など多彩な活動を続けるでんがみさんです。

歴史や日本美術が好きな彼女が、京都の中でも最終的に選んだのは、古い街並みや町家が多く残る西陣エリア。
移住して間もない頃には、京都移住茶論に参加したことも。同じ移住者仲間と旅行に行ったり、仕事を共にしたりと、京都で人とのつながりを築いていきました。

徹夜でデザインの仕事をしていたある日、ラジオから流れる怪談が「眠気覚ましになる」と気づいたことがきっかけで、次第に怪談の世界にのめり込んでいったそうです。

でんがみさんが手がける怪談は、実話をもとにしたものが多いのが特徴。
京都で暮らしていると、「実はね…」と怖い話を自然と語り始めるおじいちゃんおばあちゃん、町家にまつわる不思議な体験を語る人たちと出会うことがあるといいます。
長い歴史と文化が息づく京都には、日常のすぐそばに“怪談”や“不思議な体験”が存在しているのかもしれません。

怪談への偏愛がにじむZINE『怪談船』(作・でんがみ/写真左2冊)と、でんがみさんが「古本市で見つけたら即買い!」と語るお気に入り『京都・伝説散歩』(編:京都新聞社/河出書房新社〈河出文庫〉/右)

また、歴史や文化への興味から京都検定2級を取得。現在は最難関である1級の合格を目指して勉強中です。
京都の伝統行事や年中行事、街の歴史を知ることで、日々の暮らしもより楽しく、豊かになっていくと語ってくれました。

今回は、でんがみさんによる“プチ怪談”も特別収録しました。
夏の納涼に、ぜひお聴きください。

ゲスト

でんがみ

グラフィックデザイナー

埼玉県出身。多摩美術大学映像演劇学科卒業。
京都検定2級、奈良検定2級取得。

フリーランスデザイナー。歴史や日本美術好きが高じて2015年、京都へ移住を決める。主にweb広告のデザインやイラストを生業としながら、趣味として実話怪談を収集。各地の歴史や伝承、習俗を調査しながら、恐怖体験を取材。収集した怪談をもとにオカルトイベントを企画。怪談師として、京都、東京などで公演。

<主な出演>
京都怪談ブックマルシェ(京都:三条大橋)、嵐山魍魎怪談会(京都:ファーストキャビン嵐山)、『怨泉大宴怪』(東京:蒲田温泉)、『超・臨怪学校』(群馬:さる小)、五平餅怪談(京都:かもがわクリエイティブベース)ほか

パーソナリティ

坂井 晃人(ちい)

コーディネーター

1992年生まれ、東京育ち。高校の修学旅行で初めて訪れた京都に心惹かれ、京都大学に進学。大学院を中退したのち、東京でまちづくり会社に就職。誰もが挑戦できる社会づくりをテーマに、全国で住民対話の場づくりや官民連携などに取り組む。 妻の妊娠を機に、2021年に心のふるさと京都へ移住。翌年、ツナグムに参画し、京都を帰って来れるまちにしたいと京都移住計画に関わる。住民対話ワークショップファシリテーター養成や、二児のワーパパとして夫婦向け育児コミュニティの運営なども行う。

お知らせ

でんがみさんが関わるイベントをご紹介!

2025年8月27日 京都移住茶論vol.40|夏の夜をヒンヤリ過ごす、怪談編
2025年8月29日~8月31日 廃校おばけ屋敷(亀岡市 旧畑野小学校)

出演:でんがみ
坂井 晃人(ちい)
制作:山際 聡一郎

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