2017.02.01

「今まで知らなかった京都に出会う」みんなの「kyoto」を語らナイト@東京開催

1月14日(土)。今季最大の寒波が押し寄せる中、京都への熱い思いを持った人々が集い、「みんなの「kyoto」を語らナイト」が東京にて開催されました。

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「京都で活動中の自治体職員×東京から京都とつながる活動をしている団体×京都に興味がある方」がつながれば、何かもう一歩未来のライフスタイルや仕事が具体化するのではないか。また今の東京の暮らしから京都とつながりをもち、おもしろい何かが生まれてくるのではないか。それぞれとのつながりから新たな一歩が生まれるんじゃないか、そんな思いから、京都で活動する・ゆかりのある方とつながる交流会イベントとして、語らナイトがスタートしました。

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イベントの趣旨を説明する京都移住計画(京都移住コンシェルジュ)の藤本氏(写真)

今回のイベントは話を一方的に聞く形式ではなく、全員参加型の形式のため、オープニングから参加者どうしで自己紹介、移住への思いを語るなど交流を図りました。まずは、アイスブレイクとして、「京都府の地図を書いてみる」というテーマで各々描いて頂きましたが、描くとなると難しく、ゲストからのトークプレゼン前から大盛り上がりでした。

「こんな京都、知っていましたか?」

参加者どうしのチェックイン後は京都府移住に関する8団体からのリレープレゼンが行われました。各団体より「街の雰囲気・街への思い・具体的なライフスタイル・本日のイベントで語り合いたいこと」を発表頂きました。

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まずは京都移住コンシェルジュの坂田さんより発表をして頂きました。東京にいながらどのように京都に関わるか、のきっかけを共に作るため、セミナーやツアー開催、空家見学等を行っている旨お話されました。

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南丹市について

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「自然と共に生きる」ライフスタイルを話す國府さん。(写真)

「Uターン、Iターン、NANターン!」京都全体の中央あたりに位置し、日本一の田舎から都市部までを包含している街で、隣町との交流も出来、子育てものびのびと過ごせるとのことです。10年後の世界は想像が出来ない世界になっているけれども、その中でも地域の役割を考えたい、とも話されていました。

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京丹波町について

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東日本大震災をきっかけに京丹波町へ移住し、狩猟業をされている渡辺さんからは京丹波町が京都市内からアクセスが良く、町民の性格が他力本願ではなく自立していることだけでなく、ご自身が感じられた「田舎にしかないもの、田舎からしか得られないもの」を語っていただきました。

語らナイト
都会でインフラが壊れると大変なことになるが普段から「山と繋がる」ことで災害が起こっても「山は助けてくれる」とのこと。

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亀岡市について

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亀岡駅周辺には都会な街並みがあり、車を少し走らせると田んぼが観れる・・・そんな田舎と都市部を共に楽しめる街が亀岡であると語られていました。また、「京都丹波地域は、水が美味しいため、亀岡では水道の水がそのまま店で売られているよ!」と東京にはないお話もして頂きました。さらに、将来的に子供が進学することになっても、学校数は京都は多いので、亀岡駅から通える京都市内にある中・高校、大学は駅から1時間以内ばかり。そのため、長いスパンでの移住生活を考えることが出来るんだそうです。

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京都市北部山間地域について

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東京の半分の面積を占めている京北地域は7割以上が山の中にあり自然に恵まれた場所とのこと。森林ももちろん自慢の一つではあるけれども、伝統や歴史の奥深さもある地域とのことです。三谷さん、小林さんは地域おこし協力隊として空家保存やフリーペーパー作成、また移住相談の窓口としても活動をされており、平成28年7月末の開設以来、8組の移住が実現しているんだそうです。

福知山市について

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京都の中心から少し北に位置する福知山市は駅周辺にはユニクロやスターバックスコーヒー(1月26日に営業開始予定とのこと。)など生活に必要なものが揃う環境にありますが、車で10分程度走ると、田舎の風景を見ることが出来ます。また、車を1時間程度走らせると「海の京都」を見ることも出来る地域なんだそうです。さらに、実際に京都府北部地域に一定期間滞在し、魅力ある仕事や生活を体験できる「大人の田舎留学」も1月21日(土)から開催する試みを京都府の7つの市・町と共に開催予定とのことです。

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京都移住計画について

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「京都で暮らしたい人の想いをカタチにする」そんなビジョンを掲げて、京都移住計画では移住をする際に必要となってくる居(また来る理由を作るコミュニティづくり)・職(京都での職業)・住(リノベーションの提案など)の面から京都市・京都府へ移住する人の応援をしています。

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丹後バルについて

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「丹後の食の魅力を伝えたい!」丹後にゆかりのあるメンバーが、海・田・山がある食に恵まれている丹後のファンを増やすために不定期で東京で、丹後の食材を取り寄せて語り合う場を作っているとのことです。ただ、食べるだけではなく、参加者に食の裏側や農家や漁師が抱える問題についても知ってもらえるよう伝えているとのことです。

丹後バルについてもっと知りたい方へ

京都で活動中の自治体職員、東京から京都とつながる活動をしている団体からのスピーチは東京では見ることが出来ない景色やライフスタイルが盛りだくさんでした。トークリレーの後は、お待ちかねの丹後バルさんによる、丹後の食材をふんだんに使った「食バル」が行われました。

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食から知る京都

食材そのものの美味しさが滲み出ており、実がぎゅっと詰まった食材ばかり。デザートのイチゴも宝石のようにキラキラとしていました。美味しいのはもちろんですが、食バルを通じて、京都府での生活の一部分を感じることが出来ました。

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「京都」で繋がり、見えたこと・感じたこと

食バルの後は最後に今回の会を通して参加者が感じたことをチームごとに分かれて共有しました。すでに移住に向けて本格的に動き出している参加者はどういったポイントで動いているのかをレクチャーしたり、東京暮らしと京都暮らしの比較をしたり。また、東京と京都の2拠点で生活をすることは出来ないのか、といったダブルローカルな視点からも意見が出ました。

最後に、京都市の方より「京都市は観光地、というイメージを持つ人がいるため、実はそこまでの数が京都市へ移住はしていない。」との話をして頂き、京都府だけでなく京都市への移住の現状を知ることが出来ました。

京都市についてもっと知りたい方へ

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今まで知らなかった「KYOTO」に出会う

今まで知っていた京都が実は一部分であったこと、京都にはまだまだ様々な顔があり、それぞれの地域で得られるものも数多くあることが知れた会ではなかったでしょうか。「東京の「すぐに欲しいものが手に入る」生活もいいけれど、自然と共に生きる機会を増やしたい。」「都会では教えてもらえないことを学びたい」

そんな何となく抱えていた「在りたいライフスタイル」を現実に出来る場所について、少しずつ具体的な言葉や場所になる機会になったのではないでしょうか。

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東京から京都との繋がりを!

今後も、「いつか京都に移住したい!」「京都に興味がある」方を東京からもサポート出来る様、様々な機会を提供していきます。京都を通して出会えた仲間がいることで、東京での生活も見えてくるものがまた違ってくるかもしれません。

あなたの「こう生きたい!」をカタチにするために、是非とも足を運んでみてください。

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▼東京開催のイベント

1月28日(土)「地域で仕事を創る

1月29日(日)「BASE京都(つながる編)@東京」〜東京にある京都を語れるみんなの基地〜

2月18日(土)「京都移住茶論in東京」

▼相談窓口(京都府)
毎週水〜日(10-18時)ふるさと暮らし情報センター・東京

京都移住コンシェルジュ〜今まで知らなかった京都で暮らす〜

Photo by もろこし

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