4月から毎月発行している「かもかも新聞」。6月号では、京都にまつわる本を紹介するコーナー「きょうの一冊」を始めてみた。ただ、京都ゆかりの作家や京都を舞台にした作品など、おすすめしたい本が多くてなかなか決められない。
最近読んだ本だと、京都で日本酒サロンを営むライターの堀香織さんのエッセイ『父の恋人、母の喉仏』は本当に素敵だったし、その堀さんが勧めてくれた京都在住の写真家・吉田亮人さんの『しゃにむに写真家』も最高だった。今読んでいる独立研究者・森田真生さんの『かずをはぐくむ』もすごくいい。森田さんも、挿絵を担当している西淑さんも、京都を拠点にしている。
散々迷ったあげく、今回はさまざまな作家が京都を描いた作品を集めたアンソロジーを選んだ。他にも候補はあったけれど、またの機会に。
ちなみにこのコーナーは、京都にまつわる本・音楽・映画・ドラマなどなど、いろんな人がおすすめを紹介するスタイルにしていけたらと思っているので、私もおすすめしたいよー!という方がいたら、ぜひ編集部メンバーに声をかけてくださいね。