かもかもノート

源氏物語の舞台

2024.08.30

大河ドラマ「光る君へ」を毎週楽しみに観ている。画面の中に広がる平安時代の京都を見つめながら、「鳥辺野って今で言うとどのあたり?」とか「まひろの家と土御門殿ってどれくらいの距離かな」とか、ふと気になっては地図を眺めている。

そういえば以前、源氏物語が昔から大好きだという方を取材したとき、「私が今住んでいるのは、落葉の宮が暮らしていた山荘のあたり」とうれしそうに話されていた。

私はこれまで、京都を源氏物語の舞台として意識したことはあまりなかったけれど、今はまちの新しい見え方が増えたのをひっそりと楽しんでいる。

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