「師匠の思いをつなぐ会社をつくれて良かったなと思いますよ。師匠孝行ができたっていうか。ちょっと泣きそうになってきたな」
求人記事の取材中。涙ぐみながら亡き師匠について話す姿に、こちらも目頭が熱くなった。後日、改めて音源を聞き直しても、やっぱり泣きそうになってしまった。
でも、このときの様子は原稿には書かなかった。「感動的ないい話」みたいな書き方はしたくないなと思った。
でも師匠への思いはちゃんと文章に乗せたかったので、記事には師匠が残した言葉を引用させてもらった。最後まで読んでくれた人には、きっと届くはず。たぶん。