2019.05.21

毎日食べたい 日々の食卓にいつもある そんなぱんを焼いています。奈良物町にある京都のパン屋さん『おうちぱん』

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京都の日常を彩る食を訪ねる「食を巡る」シリーズ。京都らしい食べ物や飲み物、京都移住計画メンバーのお気に入りの一品をご紹介する連載コラム記事です。食べることは生きること、京都での暮らしに彩りを与える物語をお届けします。

食を巡る第1弾は、場を巡る01でご紹介した町家スタジオから徒歩5分ほどのところに位置する『おうちぱん』。京都移住計画メンバーもよく利用する町のパン屋さんにお話を伺ってみました。

堀川商店街の少し外れ、上長者町通りを少し下がったところに、2017年5月26日にオープン。路面に設置された白い立て看板と、ご主人の秀亮さんが乗っているバイクが目印です。

おうちぱんは、秀亮さんと奥さんの悦子さんの二人三脚で営業しています。

小学校に通うお子さんの子育てをしながらなので、販売スタッフの方も入っています。

筆者もよく訪れており、多い時では週3回利用するときもあるのですが、特徴としては何といってもそのパンの種類の多さ!小さい店舗ながら多くの種類のパンが並んでいます。

ちなみにおうちぱんの1番のおすすめはクロワッサンとのこと。筆者はまだ食べたことないので、今度買ってみようと思います。

秀亮さんは、学生のころからパン屋さんを開業したいと思っていたそうです。もともと京都市中京区で暮らしており、パン屋の開業にあたっては家の近くを探していたそうなのですが、なかなかいいテナントが見つからず。
知り合いづてに探していたところ、今の場所でいい物件に出会えたそうです。

もともとなじみのある地域ではなかったそうなのですが、お店に通ってくれるお客さんはいい方々が多く、今ではこの地域に根付いたお店にしていきたいとの思いだそうです!

お客さんの中には、「おうちぱん開いてるか見に来て、開いてへんだらコンビニ行くねん」なんておっしゃってくれる方もいるらしく、すでに根付いてきている感じもします!

もう1つの特徴は、店内で目にする『おうち』の雑貨たち。

『おうちぱん』の店名や、お店のロゴにもあらわれている『おうち』のモチーフですが、もともとお二人が『おうち』の形の雑貨が好きなので、店内に飾っていたところ、今ではお客さんが手作り市で見つけて来て持ってきてくれたり、宅配便でお店に届いたこともあったそう!シンプルでわかりやすいながらも、すっかりお客さんにも認識されています。

今月の5月26日で2周年を迎える『おうちぱん』。

今後の展望をお伺いしてみました。

「大人も子供もなるべくたくさんの人に知ってもらいたいです。体に優しくておいしいパンを作っていきたいです」

なるほど、確かに仕事で疲れてるときでも食べたくなるのは、体にも優しいけど、そんなパンを食べると心も穏やかになるのかな、なんて思います。

そしてパンを買いに出かけると、悦子さんのステキな笑顔と、キッチンから除く秀亮さんの優しい笑顔が見られるのも、何度も足を運びたくなる理由なのかな。

『おうちぱん』
京都市上京区西堀川通上長者下る奈良物町477
TEL・FAX:075-285-2851 
営業時間:9:00~19:00
定休日:日曜、第2・第4月曜 不定休あり
Instagram:@ouchipankyoto

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