与謝野町・京都移住計画企画
よさのワーキングステイ・トライアル
【染織編】考え、紡ぎ、お客様に直接お届けする。 伝統に変化を吹き込む、織屋の新たな試みを学ぶ。
- 体験期間
- 2017年9月25日(月)~10月8日(日)
- 募集締切
- 2017年09月19日
考え、紡ぎ、お客様に直接お届けする。 伝統に変化を吹き込む、織屋の新たな試みを学ぶ。
染織編は、丹後ちりめんの染織を営んでいらっしゃる、柴田織物さん。
柴田織物さんは、一般的な丹後ちりめんはもちろん、縫取ちりめんといって、ラメ糸や色糸で模様を織り込んだ織物を作っておられます。
この縫取ちりめんは、着物の生地の中では最上位の高級品。きらびやかな模様は、緻密な計算のもと、数百種の糸から最適な糸を選び出し、織りこまれています。
こうした高い技術を持ちながら、柴田織物さんは、企画・デザインから素材調達、織り、商品によってはお客様への販売まで自社で行っておられます。
これまでの多くの織屋は、問屋への販売が主で、お客様への販売までを行うことはほとんど無かったそう。時代の変化とともに、柴田織物さんは、お客様に直接届ける、織屋の新しいあり方を実践されています。
写真の迷彩柄の着物は、柴田さんご自身で企画・デザインされ、2015年のきものサローネin日本橋メンズ部門人気投票で1位になったもの。こういった遊び心を実現できるのも、柴田織物さんならではです。
今回の体験では、参加者の方に作りたいものを企画・デザインしていただき、柴田織物さんの技術を用いて商品をつくりあげ、実際に百貨店で販売してもらうという、実践さながらの体験を予定しています。織物を作る楽しさや、お客様に喜んでいただける面白さを体験していただけます。
昨年度は「CGSフォーマット」と呼ばれるシステムを活用しながらオリジナルのデータをつくり、織り・染めの工程を実際に行い、代官山で開催されたバイヤー向け展示販売会に参加するという内容だったそう。
タイトなスケジュールではありますが、ものづくり業界において、エンドユーザーの顔が見えることの必要性を感じてほしいという思いから、このようなプログラムに仕立てられました。
基本的には同じ流れですが、今回は日本橋で開催される「きものサローネ」へのブース出店が決まっています。今年度もぎゅっと凝縮された時間が過ごせること間違いないですね。
《イメージ》
9:00 朝礼・一日の作業工程の確認(工房内でパソコンを使ったデザイン作成)
12:00 昼食・休憩
13:00 デザインレクチャー(工場に入り、織を学びながらデザインを進める)
15:00 休憩
15:30 デザイン制作(数日はデザインをし、織物データの作成に移る)
18:00 終礼、明日の作業の確認
19:00 懇親会
▲ ものづくりが好きな方、織物や着物、和小物が好きな方、ぜひトライしてみてください。
営む人に、仕事、暮らし、与謝野のこと聞いてみました

柴田織物 柴田さん
仕事歴23年
出身:与謝野町
趣味:バスケ、facebook、機械いじりやリフォーム、 スキューバダイビング、テニス…多趣味です
- Q1 仕事で好きなところ、大変なところを教えてください。
- 発色!そして世に無い物、この2点を大きなテーマとし、直接消費者へ届けられる商品作り。ものづくりが好きなので、物を作ってお客さんに購入して喜んでいただくこと。納期や予算など、お客さんの要望に対してこたえられない場合は辛い。
- Q2 なぜ染織だったのですか。
- 家業が織物で、小さなころから身をおいている環境でした。周りにも織物関係の方に恵まれいて、ネットワークを組みやすい部分があった。 また、着物を着ることが面白かった。洋服を着るのと違う感覚があり、深く織物世界に入っていくきっかけとなった。
- Q3 職場の雰囲気について教えてください。
- ものづくりに関して前向きにトライしているので、常に本気です。分からなければ分かるまでやるし、出来るまでやる。ですが、いつもフランクで、楽しくやっております。
- Q4 生活と仕事が密接な「営む暮らし」のいいところを教えてください。
- 家族がひとところにいて時間を共有できるところ。子供が帰っても親がいない家庭が少なくないが、自営業は帰ったら親がいる。また、土地に密着している暮らし方が面白い。
- Q5 これからの仕事や暮らしの目標を教えてください。
- 歌って踊れるはたやさん。ものづくりができて接客ができる。直接お客さんに販売しながら、設計、製造までできるような、分業体制からの脱却を目指している。現代は、流通体制が変遷している過渡期であり、織物業も環境に適応していくべきだと考えています。
- Q6 最後に今回体験してもらいたいことやどんな方にきてほしいか教えてください。
- 自分のデザインしたものが、現実の形あるものになる!お客様に直接評価をいただけます。織物に係って生きて行きたい方、着物に係る仕事をしたい方に来て欲しいです。
実施時期 | 2017年9月25日(月)~10月8日(日) |
滞在日数 | 14日程度 |
体験場所 | 柴田織物、与謝野町染色センター、与謝野町織物技能訓練センター |
参加料金 | 15,000円 ※食事代、保険等 別途 |
参加方法 | ウェブサイトフォームにて参加申込み(9/19締め切り)→確定のご連絡→ご説明・実施 |
募集人数 | 2名 ※応募多数の場合は抽選などとさせて頂きます。 |
宿泊場所 | 与謝野町内の住宅を手配 ※参加者と共同の暮らしとなります |
その他・備考 | ・仕事はインターンシップ的なものですが、希望によっては継続も可能です。 ・ご不明な点はお気軽に担当までお問合せ下さい。 お問合わせ先 | 与謝野町観光交流課 担当:福西 TEL : 0772-43-9016 MAIL :kankokoryu@town.yosano.lg.jp |
アクセス |
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詳細は募集要項をご覧ください。
参加申し込み
申込は以下申込必要事項を記載の上メールにて受付致します。
《申込必要事項》
▼参加希望プログラム:
▼お名前:
▼フリガナ:
▼性別:
▼年齢:
▼電話番号:
▼メールアドレス:
▼現住所:
▼応募動機:
※申込後、与謝野町担当者より確認と説明のためご連絡させて頂きます。
※申込多数の場合は、抽選等とさせていただきますのであらかじめご了承願います。
なお申込にあたりご不明な点などあればお気軽に担当までお問合せ下さい。
お問合わせ先:与謝野町観光交流課 担当:谷口 TEL:0772-43-9016
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