突然ですが、みなさんは、ご近所付き合いしていますか?
マンション暮らしの人、お隣との挨拶がなかなかできていない人、世代が違いすぎて挨拶はできてもそれ以上に友達のように交流をするわけでもない…。
移住してきたものの、そんな暮らしをしている方は、多くいるのではないでしょうか?
Uターンした方なら地元の付き合いがあったりする一方で、Iターンで知り合いがいない場所に移住して間もない時は、そういった面で寂しい思いをする方もいるように思えます。
京都移住計画が主催する「京都移住茶論」では、「移り住んできた人」と「移り住もうとしている人」が出会う場をつくり、情報交換やつながりをつくるお手伝いをしてきましたが、 Iターンの方の参加が全体の7割〜8割を占めていることからも、そういったつながりを求めている方は多くいるように思えます。
さらに今までは、20名そこそこの集まりでしたが、ここ最近は30名以上集まりことも多く、移住検討中の方の割合も回を増す度に増えてきています。嬉しいことではある一方、移り住んだ人同士がつながる機会が減ってきているのではないか?という声も聞くようになりました。
確かに、移り住もうとしている人のきっかけの場にはなれど、移り住んだ人たち同士が、より深いつながりになるような機会にはなっていないように思えました。
なぜなら、移住検討中の人と移住済みの人同士の参加の目的は異なりますし、検討中の方が多ければ多いほど、移住済みの人同士の出会う確率は低くなり、深いつながりにはなりにくいからです。さらに自分が住むエリアの話ができる人となれば、より一層限られた機会になります。
例えば、金閣寺がある右京区と、銀閣寺がある左京区では、まさに真逆に位置し、そこに住まう人同士が茶論で出会えても、共通の地域の話題はなかなかできず、気軽に会う距離でもないので、当然ご近所付き合いにはなりません。
エリア移住茶論はじめます。
そこで、今回そんなご近所付き合いが生まれるような、エリア限定の少人数制の移住茶論をはじめます。特定のエリアに住む人、通勤で通っている人同士や、特定のエリアに関心のある人同士が集まることで、より地域に密着した話題(例えば、どこのスーパーが良いとか、どこのパン屋さんが美味しいとか…etc)で、暮らしに根ざした話ができるのでは?と思っています。
さらには、移住者の他に昔ながらそのエリアに住む人にも来てもらうことで、同じ地域の住まい手としての世代間交流などができても面白いかもしれません。移住者という横軸のつながりはもちろん、地域に昔から住む人との縦軸のつながりなども生まれると良いかと思います。
最初は移住計画のメンバーが住んでいるエリアから始めていきますが、ゆくゆくは、これまで移住茶論に参加した人が、自発的に自分が住むエリアを中心に近所のカフェや居酒屋さんなんかで気軽に始めていってもらえるといいなーと思っています。
大人数の集まりとは違った、少ない人数であるからこその丁寧な会話や人と人との交流の先に、ご近所付き合いだけでなく、新しい何かがはじまるきっかけになれば嬉しいです。
そんな感じではじまる「エリア別の移住茶論」ですが、少人数制の為、過去移住茶論に参加した方から招待をしています。しかしながら「どうしても参加したい!」というご興味ある方は個別でご相談ください。
スケジュール
4月26日(日)右京移住茶論
エリア別の移住茶論は良くも悪くもクローズな会になるかと思いますが、5月2日は久しぶりに「京都移住茶論」も開催します。いつもの通りオープンな場になりますので、一度も来られたことない方は、まずはこちらの参加をおすすめしています。残席残りわずかとなりますので、気になる方はお早めにお申し込み下さい。