ちゃんと知って、好きになる

「京都暮らし術」ツアーはじまります

  • このコラムをはてなブックマークに追加

さて突然ですが、次の質問の答えはわかりますか。

丸太町千本上ルと、千本丸太町上ルでは何が違う?

京都の人から借りていた物を返却するとき「いつでもいいですよ」と言われたら、実際はいつ行ったらいい?

移住者にとって京都で暮らしはじめると、こんな京都独特の住所の読み方や、会話の中での言い回しやマナーなど、誰も教えてくれない事が多かったりします。

そんな京都で暮らしていく中で、聞きたくても聞けなかったこと、憧れの京都に住みたいけど、京都の人とどうやって付き合ったらいいのか不安、など京都移住に関する様々な不安を抱えている皆さんへお知らせです。

今回、京都にある旅行会社「ビューティフルツアー」が、今春から京都で学びと街歩き体験ができる「まなびとたび」という企画をスタートしました。そして今回、京都移住計画も協力させて頂き、京都暮らしの想いをカタチにする企画が始まります。

DSC01103

京都の美を追求し知識を高める旅

お話をお伺いしたのは、ビューティフルツアー企画担当の松本さん。地元の旅行会社だからこそ、県外の会社では触れられないローカルな話や、地元の人の声を聞く機会が多いと言います。

中でも、京都の伝統工芸の職人さんたちの「京都の伝統産業、文化をまずはもっとちゃんと地元の人に知ってもらいたい」という熱い想いを知り、その想いをカタチにできればとスタートしたのが、今回ご案内する京都の美を追求し知識を高める旅「まなびとたび(学美都旅)」。

「まなびとたび」では琳派400年に因んで琳派絵師に縁のある場所を巡り、実際に琳派技法のたらしこみを学び、それを使ったうちわの絵付けを体験するコースや、伝統工芸の職人さんの実際の住んでいる場所を訪れ、仕事だけでなく暮らしを体感できるコースなど、ただ観光地を巡るのではなく、ひと味違ったより内側に入り込んだ京都を体験するツアーを提案しています。

企画者である松本さん自身も、京都出身ながら転勤などでしばらく京都から離れ、海外暮らしを経てUターン。京都を離れて戻って来て初めて「京都の独特なところ」や「プライドの高さ」というのに気づいたのだそう。

移住者にとっては京都の暗黙のルールみたいなものは、やはり得体の知れないので不安に思う方もいるのではないでしょうか。そんな不安を一緒に解決しながら「京都の独特なマナーや暮らしのコツ」を学んで体験できるのが今回「まなびとたび」でご紹介する「京都暮らし術」。

暮らしを旅する「京都暮らし術」
 

「京都暮らし術」を案内してくれるのは、鳴橋明美さん。ご主人が京くみひもの伝統工芸士で、一緒に組紐飾り結びのアクセサリーなどの製作をする傍ら、上京区の地域活性化やまちづくりに取り組んでおられるので、まさに公私ともに京都を語ることができる方です。

鳴橋さん (1)

そんな鳴橋さんと一緒に京都の暮らしのコツやマナーを学んでいきます。スケジュールは以下。

7/25「基礎編」京都人のプライドと、ながーいお付き合い

8/22「応用編」裏と表と地蔵盆

9/27「料理編」おまわりとおばんざい

という3つのテーマでひと月に1回(全3回)でワークショップ形式で行われます。

「基礎編」では京都の歴史や住所の読み方、京都暮らしで知っておいた方が良い事や参加者の体験を相談形式で学びます。

「応用編」ではよく耳にする「京都のお家にあがったときにどうする?」などの対応の仕方を学ぶだけでなく、この日が町内会の地蔵盆の日にあたり、上京区の地域を実際に歩きながら地蔵盆も体験する予定です。

そして「料理編」では料理本などには載っていない、家庭でとても簡単にできるおばんざい作りと、近所におすそ分けするという文化を学んだり、おすそ分けはどこまでするのか?など知らなかった京都暮らしの決まりごとを学びます。

参加の仕方は自由で、全ての日程に参加してもらうことも、気になるテーマひとつだけに絞って参加するといことも可能です。

今回の会場も見所の一つ。京町家「京都桐壷庵」は、西陣を中心とする京都らしさを感じ取れる上京区にあります。実はここ、案内人である鳴橋さんの生家であり、町家といっても街中にある改修したカフェやレストランのようなイメージとは違い、より生活感が漂う「暮らす町家」を体感できる場所になるので、町家暮らしを考えている方にも参考になると思います。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

観光の京都から、暮らしの京都へ

京都の暮らしを考える上で、誰もが観光で楽しみ憧れる部分だけではなく、そうではない部分、良いところも悪いところも含め、まずは「京都そのもの」を見て、感じて、考えてもらえる機会となればと思います。もちろん京都の人やそのものに触れずに生活をすることはいくらでもできることかもしれません。

しかし、せっかく住みたいと思った場所で暮らすのなら、人とのつながりを大事にする京都だからこそ、そこに住んでいる人のことを知っていくことを大事にしたいですね。そして人を知ることで初めてその地域を知ることができる。本当に京都を好きになるのなら、「京都の人」も好きになってほしい。

松本さん02

ちゃんと知って、ちゃんと好きになってもらいたい。そんな京都であってほしい。松本さんの熱い想いと、京都移住計画の願いが込められた企画です。

まずは少しでも京都に興味ある方に、京都をちゃんと知ってもらい、何かがうちとけたら、京都暮らしを楽しむことにつながると思います。そのはじめの一歩を踏み出せるきっかけになれば、とても嬉しいです。是非気になった方は、以下よりお申し込み下さい。

お申し込み・お問い合わせは以下
「まなびとたび」Webサイトへ。

皆さまにお会いできますのを楽しみにしております。

  • このコラムをはてなブックマークに追加